バイデン大統領、習近平氏と近く協議へ 台湾めぐり議論

バイデン大統領、習近平氏と近く協議へ 台湾めぐり議論
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『【ワシントン=中村亮】バイデン米大統領は18日、東部デラウェア州で記者団に対し、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と近く協議すると明らかにした。米政権が検討してきた中国製品に課す制裁関税の引き下げについては「決断を下す途中過程にある」と語った。

バイデン氏は記者団から「どれぐらい早く習氏と話すのか」と問われて「近くだ」と答えた。電話やテレビ会議形式の協議を調整している公算が大きい。実現すれば米中の首脳協議は3月18日にテレビ会議方式で実施して以来となる。

台湾問題やロシアによるウクライナ侵攻への対応が議題になる見通しだ。対中制裁関税についても意見を交わすとみられる。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員は6月13日にルクセンブルクで会っており、首脳協議を調整した可能性がある。米中は台湾や人権問題をめぐり激しく対立するが、偶発的な軍事衝突を避けるべきだとの認識ではおおむね一致している。

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鈴木一人
東京大学 公共政策大学院 教授
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分析・考察

恐らく台湾問題では簡単な解決を導くことが出来ず、平行線のままで終わるように思うが、対中関税に関しては、バイデン大統領もそれを続ける合理的な理由がなくなってきているので、大きな進展がある可能性はある。ただでさえインフレが進み、中間選挙が目の前に迫る中で、トランプ時代の対中関税が目指した米中デカプリングは実現せず、対中貿易赤字が拡大して、中国からの輸入品の価格が高いままでとどまることは、バイデンにとってもメリットではない。
2022年6月19日 12:48

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