テスラ、米国で主力SUV40万円値上げ 資源高を転嫁

テスラ、米国で主力SUV40万円値上げ 資源高を転嫁
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN170GU0X10C22A6000000/

 ※ 「電気自動車」は、「電池持ち」を良くするため、車体を軽量にするため、「アルミ部材」なんかの「新素材」を多用する…。

 ※ アルミは、「電気の缶詰」と言われるように、「多くの電気」を消費して、精錬される…。カーボンファイバーなんかも、「多くの電力」を使って作成される…。

 ※ エネルギー資源高が、直撃した形だな…。

 ※ こういうものも、「電気自動車」の「不都合な真実」だ…。

『【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車(EV)メーカーのテスラが米国で主要車種を約3カ月ぶりに一斉値上げしたことが16日、明らかになった。値上げ率は3~5%で、車種やグレードによって異なる。主力SUV(多目的スポーツ車)「モデルY」の一部グレードは価格を一気に3000ドル(約40万円)引き上げた。原材料価格の上昇などを小売価格に転嫁する狙いとみられる。

荷室が広くレジャーに向くため米国で売れ筋となっているモデルYについては2種類あるグレードのいずれも値上げした。テスラの米国向けのウェブサイトによると低価格な「ロングレンジ」の価格は5%引き上げて6万5990ドルに、上位グレードの「パフォーマンス」については3%値上げして6万9990ドルとした。

小型車「モデル3」については3種類あるグレードのうち、真ん中にあたる「ロングレンジ」の価格を4%引き上げて5万7990ドルとした。もっとも安価な「リアホイールドライブ」(価格は4万6990ドル)と上位グレードの「パフォーマンス」(同6万2990ドル)は価格を据え置いた。

ロシアのウクライナ侵攻に伴う供給不安などを背景に、EV生産に不可欠なニッケルやリチウムなどの原材料価格は高止まりしている。米国ではインフレが約40年ぶりの水準となり、自動車メーカーは人件費や物流費の高騰にも直面している。

テスラが米国で主要車種を一斉に値上げしたのは3月以来とみられる。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は4月の決算説明会で3月の値上げについて「今後6~12カ月の間に発生するサプライヤーや物流のコスト上昇を織り込んだものだ」と説明していた。

米国では一般に自動車メーカーが販売会社に対し希望小売価格を変更するのはモデルチェンジなどの機会に限られる。販売会社を介さずウェブサイトを通じて消費者に直販するテスラはこうした縛りを受けないため、同社は頻繁に車両価格を見直している。

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