米国「フリーポートLNG」で火災 3週間以上稼働停止

米国「フリーポートLNG」で火災 3週間以上稼働停止
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08ELY0Y2A600C2000000/

『【ヒューストン=花房良祐】米南部テキサス州の液化天然ガス(LNG)プラント「フリーポート」で8日午前11時40分ごろ(日本時間9日午前1時40分ごろ)、火災が発生した。プラントを運営する「フリーポートLNG社」は液化設備を「少なくとも3週間、稼働停止する」と日本経済新聞にコメントした。LNGの安定供給に懸念が生じそうだ。
消防隊が駆けつけて鎮火されたが、設備が損傷した。けが人は報告されていない。フリーポートでは日米などの複数の企業が液化権益を保有しており、関係者によると共有設備で出火したとの情報がある。LNGタンク脇の配管で小さな爆発があったもようで、原因を調査中だ。
同日のニューヨーク市場の天然ガス先物価格は、火災発生が伝わると急落した。清算値は前日比約6%安い100万BTU(英国熱量単位)あたり約8・7ドルとなった。欧州向けなどのLNG輸出が減り、米国内向けのガス供給が増えるとの見方が浮上した。
同プラントの年産能力は約1500万トンで、米国全体の1割以上を占める大型設備だ。JERAと大阪ガスが合計で年約460万トンを調達しているほか、英BP、仏トタルエナジーズ、韓国SKグループも購入している。』