メルケル氏「悲劇防げたはず」 ロシア侵攻非難、公に姿

メルケル氏「悲劇防げたはず」 ロシア侵攻非難、公に姿
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR07E090X00C22A6000000/

※ シュレーダー元首相もそうだが、それを引き継いだこの人の「影響力」も大きかったはずだ…。

※ コール元首相(東西統一を成し遂げた人)の「秘蔵っ子」という話しもあったな…。

※ いずれにせよ、ドイツは、ずっと親中ロだった…。

※ 東西ドイツ分断時代から、ソ連そしてロシアとの関係に、「気配り」が必要だったからな…。

※ ショルツ政権になって、それが「どこまで変わるのか」、注目しておかないと…。

『【ベルリン=南毅郎】ドイツのメルケル前首相は7日のインタビューで「ウクライナでの国際法の無視は正当化できない」とロシアを強く非難した。メルケル氏が公の場でインタビューに応じたのは2021年12月の政界引退以来で初めて。「大きな悲劇を防げたはずだと何度も自問している」と胸中を明かした一方で、対ロ融和を進めた自身の外交政策については明確な謝罪を避けた。

独フェニックスなどがテレビ放送で伝えた。メルケル氏は2005年から21年まで4期16年にわたり首相を務めた。最長のコール首相にほぼ並ぶ安定政権となった一方、ロシアを巡ってはガスパイプライン「ノルドストリーム2」の建設計画など対ロ融和を進めた責任論も出ている。

メルケル氏は「外交は成功しなければ間違いだったというわけでもない」としたうえで「『あれは間違っていた、そして謝らない』と今さら言う必要もないだろう」と釈明した。
ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を巡っては、08年のNATO首脳会議でメルケル氏がロシアに配慮して阻止に動いた経緯がある。メルケル氏は当時のウクライナは、プーチン大統領に近い「オリガルヒ(新興財閥)に支配された国だった」と振り返りながら自身を擁護した。

メルケル氏が率いてきたキリスト教民主同盟(CDU)は現在、最大野党に転じている。ドイツ社会民主党(SPD)を軸としたショルツ政権については「現在の独政府を信頼していないなんて想像もしたくない」と信頼を寄せていると明かした。

政界を引退したメルケル氏はドイツ国内でなお高い人気を誇る。インタビューでは、観客が集まる会場を沸かせる場面もあった。足元の世論調査によると、政党支持率はCDUが首位でSPDが追う構図にあり、沈黙を続けてきたメルケル氏のメディア露出が増えるかど
うかも注目される。』