トラックおよびそのスペアパーツが足りなくなっていることが、ロシア国内の物流コストを押し上げている。

トラックおよびそのスペアパーツが足りなくなっていることが、ロシア国内の物流コストを押し上げている。
https://st2019.site/?p=19740

『Kamil Galeev 記者による2022-6-6記事。

   トラックおよびそのスペアパーツが足りなくなっていることが、ロシア国内の物流コストを押し上げている。
 運ぶモノの量は開戦前より4割も減った(モスクワとサンクトペテルスブルグ間)というのに、運賃は上がっているのだ。

 ロシアには、トラックのブランドとして、Kamaz、GAZ、ZILとUralがあり、これに、ベラルシアのブランドであるMAZを加える。

 「AvtoVAZ」自動車工場の労組の委員長がインタビューに答えた記事は衝撃的だ。ロシアの自動車工場の工作機械のすべては、西側(主にドイツ)からの輸入品だったのだ。中共製など、ひとつもないという。

 ロシアは、輸送用航空機は西側の部品頼み。トラック製造もじつは西側の部品頼み。さらになんと、鉄道関係も西側パーツ依存度がじつは高かったと分かってきている。

 ロシア国内を走っているトラックの平均年式が、21年前のモデルであることを勘案すると、今の部品飢饉の状況は「持続不能」である。何も手を打たなければ、国内輸送力はWWII前の水準まで落ちて行く。

 いまや、活路は、ジョージア経由の部品密輸だという。

 なお、ロシア経済について信用できるデータが欲しい人は、ロシア中央銀行が出している報告書を精読するがよい。これぞ情報の宝庫である。』