男性の知らない「女性脳」の秘密とは?

男性の知らない「女性脳」の秘密とは?
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20170613-OYT8T50148/

 ※ Windows11にも、大分慣れてきた…。

 ※ 旧機改も、まあまあ安定稼働している(見てくれは、相変わらず、フルタワー+オープン・シャシーのバラック状態だが)…。

 ※ それで、最近、久々でHDDにアクセスして、保存されてるデータを覗いてみた…。

 ※ そしたら、「○○に役に立つ話し」というフォルダ群を、発見した…。

 ※ この頃(多分、Windows7使ってた頃)は、そういうことを、やっていたんだな…。
 ※ そういうところから、紹介する…。

 ※ 以下の言説は、「共感」という「情緒的なもの」に焦点を当てている…。

 ※ しかし、オレがもっと重要だと考えたのは、実は「思考方法」「問題探索・解決方法」が、違っているんだな…、ということだ…。

 ※ 『例えば、足に包帯を巻いている妻に、夫が「どうしたんだ?」と尋ねたとする。
「それがさぁ、今朝の星占いで12位だったワケ。いや~な予感がして、外に出るのが嫌だったんだけどね。でもさぁ…」などと話し出して、肝心のけがの様子がちっともわからない、なんてことになる。』…。

 ※ 『付き合わされた夫は「女は無駄な話をする」などと思ってしまうかもしれない。ところがこれ、実は無駄じゃないのだ。』…。

 ※ 『女性は、ことの経緯を語りながら、その裏で、無意識のうちにそれらを見つけ出し、そこに潜む真実を見極めようとしている。トラブルについて話しながら、頭の中では「何が悪かったのか。その表面的な原因と、根本的な原因は?」「自分にできることがあったのでは」「今、何をすればいいのか」などと考えを巡らせる。とりとめもなく経緯を語るようでいて、実は女性脳が考えていることは、意外にも合理的かつ俯瞰的で、しかも謙虚である場合が多い。』…。

 ※ 『つまり、女の話は邪魔するな、ということだ。聞き手は、たとえ関心のないストーリーであっても「わかるよ。それで?」と、気持ちよく共感しているそぶりで聞いてあげればいい。話し終えた頃には、女性の頭の中では「最適解」が出ているものだ。「解」を得た女性は、すぐに立ち上がってするべきことをする。こういう女性の対話スタイルを、私は「プロセス指向の共感型モデル」と名付けた。』…。

 ※ ここに、その「神髄」がある…。

 ※ おそらく、脳内で、「単線的」にではなく、複数の「要素」を比較検討したり、同時並列的にその軽重を推し量ったりしているんだろう…。

 ※ 「共感する」というのは、そういう「脳内活動」を妨げない姿勢保つということなんだろう…。

『 男性の皆さんは、家庭で妻と話しているときや、会社で女性の同僚とコミュニケーションをとっているときに、突然、相手の機嫌が悪くなるなどして戸惑った経験があるのではないか。それは「男性脳」と「女性脳」に明確な差があるからだとする説がある。人工知能研究の専門家で、感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子氏が解説する。

男性と女性は、対話スタイルが違う

 私が、男女の脳の違いに気づいたのは、30年あまり前のことだ。当時、私は人工知能の開発者として、人とロボットの対話の研究を進めていた。

男性と女性の脳には明確な差が存在する(写真はイメージです)

 日本で人工知能の基礎研究が始まったのはその頃だった。見据えていたのは、30年後に迎えるであろう「人工知能時代」。「人とメカがスムーズに対話し、共に『やるべきこと』を見つけ出す時代」であった。メカの側がどのようにことばを紡いでくれたら、ストレスなく共存できるかを研究し、プログラムを作り上げるのが、私たち開発者に与えられたミッション(使命)だった。

 研究を進めるうちに、あることに気づいた。

 男性と女性では、そもそも対話のスタイルが違う。両者の対話手法を交ぜて、プログラムを作ることはできなかったのだ。

 一般的に女性は、何かを説明しようとするときに、その発端から話し始め、ことの経緯をなぞるようにして聞き手に伝えようとする。

 例えば、足に包帯を巻いている妻に、夫が「どうしたんだ?」と尋ねたとする。「それがさぁ、今朝の星占いで12位だったワケ。いや~な予感がして、外に出るのが嫌だったんだけどね。でもさぁ…」などと話し出して、肝心のけがの様子がちっともわからない、なんてことになる。

 付き合わされた夫は「女は無駄な話をする」などと思ってしまうかもしれない。ところがこれ、実は無駄じゃないのだ。 

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『女性脳は、共感で「最適解」を出す

女性の話が理解できず、けんかになった人も?(写真はイメージです)

 女性の会話や行動と、そこから得る知見をコンピューター上でシミュレーションしてみたところ、面白いことに気づいた。

女性の脳には「プロセス指向」といって、ことの経緯から細かく「暗黙知」を見つけ出す特徴があるのである。

 暗黙知とは、ことばや記号では表現しにくい「知恵」や「センス」のことだ。女性は、ことの経緯を語りながら、その裏で、無意識のうちにそれらを見つけ出し、そこに潜む真実を見極めようとしている。

トラブルについて話しながら、頭の中では「何が悪かったのか。その表面的な原因と、根本的な原因は?」「自分にできることがあったのでは」「今、何をすればいいのか」などと考えを巡らせる。とりとめもなく経緯を語るようでいて、実は女性脳が考えていることは、意外にも合理的かつ俯瞰的で、しかも謙虚である場合が多い。

 つまり、女の話は邪魔するな、ということだ。

聞き手は、たとえ関心のないストーリーであっても「わかるよ。それで?」と、気持ちよく共感しているそぶりで聞いてあげればいい。

話し終えた頃には、女性の頭の中では「最適解」が出ているものだ。「解」を得た女性は、すぐに立ち上がってするべきことをする。こういう女性の対話スタイルを、私は「プロセス指向の共感型モデル」と名付けた。

男性脳には共感する余裕がない

 一方、男性の脳には真逆の対話スタイルを好む傾向がある。名付けて「ゴール指向の問題解決型モデル」だ。最初に、結論や目的を知りたがる。ゴールから始めようとするのである。女性が好む対話スタイルとは、コミュニケーションの方向が逆なのだ。

 なぜか。一般的に男性の脳は、女性と比べ、「おしゃべり」に使えるワーク領域が小さい。男女の被験者におしゃべりをさせながら脳の電気信号を観察する実験を行うと、個人差はあるものの、対話のために使っている領域が女性脳の数十分の一しかないことが認められる。このため、男性にとって、とりとめのない長い話を漫然と受け取ることは難しい。「この話の目的はこれ」「ポイントは三つある」というように話を進めてもらうと、あらかじめ対話に必要な領域を確保しておけるので、領域からあふれてしまう「オーバーフロー」が発生しにくい。

 もちろん、これは、男性脳が劣っているという意味ではない。男性脳には、「おしゃべり」とは別の仕事があるのだ。男性脳は、「空間認知」の領域が休むことなく働いている。本人がぼんやりしているときでも、空間認知のための神経が活発に活動している。無意識のうちに、空間の広さを探り、ものの位置関係を確認し、さらに、ものの構造を見抜いているのだ。

 男性脳はその歴史的役割上、危険を察知したり、獲物を捕獲したりすることに長けている。このため、動いているものにでも、瞬時に照準が合うような機能を身につけていると考えられる。』

『女は、アドバイスに逆ギレする?

 人類の歴史で、長らく狩猟や警戒を担ってきた男性たち。その脳は、「即断即決」を好み、ぐずぐずしていられないという傾向を強めることになった。だから、話の途中に何か問題点を見つけると、即座にそれを指摘したくなるのである。しかし、女性の側は「いきなり、弱点を突いてくる」「よけいな質問を差し挟む」「話の腰を折る」などと感じてしまう。「相手に共感してもらい、話を最後まで聞いてもらううちに最適解を出そうとする」女性脳にとっては、大事なプロセスを台無しにする行為に映るわけだ。

 「女性は相談に来ていながら、アドバイスされると逆ギレする」とぼやく男性は少なくない。しかし、そんなことはない。アドバイスのタイミングが問題なのである。

 女性の話は、「共感しながら最後まで聞く」のが基本中の基本だ。そもそも、女性の言う「相談に乗ってくれる?」は、そのほとんどが「私の話を優しく共感して聞いてほしい」の意味だ。たとえば、妻が、隣の家の主婦とのトラブルを話し出したら、たとえ「君の方にも問題がある」と思っても、途中でそれを言うのは得策ではない。

 あくまでも、妻に肩入れする態度を見せ、共感するそぶりで話を聞き続ける。そうすれば、たいていは最後には妻の方が「まぁ、私も、口の利き方が悪かったかも」と自己反省の態度を見せてくれるものだ。途中で「君の口の利き方がさぁ…」などと水を差されると、女性脳の暗黙知演算がアボート(中断し、これまでの演算が全てパーになる)してしまうため、脳のショックが大きい。女性は、感情的なのではない。女性脳の扱い方を間違われると、神経信号が乱れてしまうと考えたほうが良いのだ。

「女性は感情的」なんてとんでもない

男性は共感力を身につけ、女性は結論から話せば、男女関係は円滑になる(写真はイメージです)

 「共感上手な男性ほど、女性との話は短く済む」というデータもある。男性は自身のためにも、共感上手を心がけるべきであろう。

 男性の共感という「ハンドリング」を得ることで、女性脳は、男性の想像を超える最適解を導き出してくれることがある。女性を部下やパートナーに持つ素晴らしさは、「男性とは別の解」を出してくれることにあると考えることもできるのだ。

 女性にとっても、男性脳は、女性たちの想像をはるかに超える別の解をもたらしてくれる。つまり、男女がうまく共存できれば、最も豊かで最適な解を持つ組織になりうる。それが夫婦であっても、会社のチームであっても、だ。変化に強い組織作りの基本は、男女が参画し、かつ異性の脳を理解し合うこと。「男性は共感力を身につけ、女性は結論から話すことができるようになる」ことだと言える。』

『あいづち、アイウエオ

ちょっとしたあいづちの工夫で、コミュニケーションは改善する(写真はイメージです)

 NHKの朝の情報番組でキャスターを務める井ノ原快彦さんは「あいづちは複数用意しろ」とジャニーズの後輩たちに指導するそうだ。雑誌の企画で対談した際、ご本人がそう教えてくれた。共感下手な男性はあいづちが1種類しかない、と井ノ原さんは指摘した。そういえば、「なるほど」を連発するビジネスマンは、総じて女性にモテない。

  私は、「アイウエオ」であいづちを打ちなさい、とアドバイスすることにしている。
「あ~、そうなんだ」

「いいね、わかるわかる」

「うんうん、そうなんだね」

「えっ、そうなの?」

「おっ、そうきたか」

 これをマスターできたら、手練の有働由美子アナウンサーを手のひらで転がし、お茶の間の奥様たちをとりこにする井ノ原さん並みの「対話力」を、世の男性たちも手に入れられるだろう。

相手の気持ちに言及する

 効果的に共感を示すもう一つの方法は、「相手のことばを反復する」ことだ。

 女性が「なんだか、腰が痛いのよね」と訴えたとき、いきなり「医者に行ったのか」なんて言う男性は、女性脳を理解できているとは言えない。こんなときは、相手の気持ちをそのまま口にしてみる。「腰が痛いのか、それは辛いね」というように。

 不機嫌にさせたときには、「ごめん」の前に、相手の気持ちをことばにする。約束の時間に遅れたら、言い訳をする前に、「心細い思いをさせてごめん」。「あなたって、どうしてそうなの?」と言われたら、「嫌な思いをさせてごめん」。「○○と私、どっちが大事なの?」となじられたら、「寂しい思いをさせてごめん」…である。多くの女性の機嫌は、これでかなり「快方」に向かうはずだ。男性の皆さん、ぜひお試しください。』