Amazon、Kindleの中国事業撤退 23年6月末

Amazon、Kindleの中国事業撤退 23年6月末
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『【大連=渡辺伸】米アマゾン・ドット・コムは電子書籍サービス「キンドル」の中国事業から撤退する。2日、電子書籍を販売する中国の「キンドルストア」の運営を2023年6月30日に停止すると発表した。

中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」内にある自社の公式ページで明らかにした。24年6月30日以降は購入済み書籍のダウンロードもできなくなる。22年1月以降に購入したキンドルの専用端末は正常に作動するといった条件を満たす場合、返品に応じる。

同社は撤退理由を明らかにしていない。中国当局はネット統制を強めているが、ロイター通信によると、アマゾンは「キンドルの中国事業停止は、政府の圧力や検閲が原因ではない」としている。同社は19年に中国国内でのネット通販事業から撤退している。

同社によると、海外の商品を中国へ販売する越境電子商取引(EC)サービスのほか、中国企業に提供するクラウドサービスなどの中国事業は継続する。中国では1万人を超える従業員を抱え、北京や上海、杭州、深圳など12都市にオフィスをもつ。

同社は微信の発表文で「業務戦略の重点分野を常に調整しており、ニーズがある領域に引き続き注力する。中国におけるアマゾンの長期的な発展は不変だ」とコメントした。

【関連記事】[FT]中国の欧州企業、23%が撤退検討 コロナ規制を嫌気

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山崎大作
日経BP 日経メディカル 編集長
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別の視点

自宅の本棚に余裕がないため、さっと目を通したい本は電子書籍で購入しています。記事では「書籍の政府の圧力や検閲が原因ではない」「ニーズがある領域に引き続き注力する」としていますが、電子書籍ユーザーとしてはむしろそちらの方が怖いです。

過去に、国内でも複数の企業が電子書籍から撤退していたことからそのリスクは認識しているつもりですが、市況が悪くなるとAmazonでも、と思うと、考えさせられます。

2022年6月2日 22:02

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