韓国統一地方選挙で与党が圧勝、17の主要首長選では12ヶ所で勝利

韓国統一地方選挙で与党が圧勝、17の主要首長選では12ヶ所で勝利……その要因とは?
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『韓国国民「新政権の安定選択」 統一地方選で与党圧勝(聯合ニュース)

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が辛勝した3月の大統領選の「延長戦」とも呼ばれた1日の統一地方選は、5年ぶりの政権交代で与党となった保守系「国民の力」の圧勝に終わった。焦点となった17の広域自治体(市・道)首長選で、同党は京畿道、全羅北道、全羅南道、光州市、済州道の5カ所を除く12カ所を制し、全国の政治地図をシンボルカラーの赤で染めた。就任したばかりの尹大統領の政権運営に弾みがつきそうだ。
(引用ここまで)

 5月に就任したユン・ソンニョル大統領の信任選との位置づけであった6月1日の統一地方選挙で与党である国民の力が圧勝といっていい結果を得ました。

 韓国の統一地方選挙では8つの道、およびソウル市をはじめとした9つの主要市、計17ある首長の座をどれだけ獲得したかを勝敗の基準とすることがほとんどです。

 前回、2018年の統一地方選挙では共に民主党が14ヶ所で勝利し、当時の自由韓国党(現在の国民の力)は大邱市、慶尚道2ヶ所でしか首長選で勝てませんでした(残りひとつの済州道知事は無所属)。

 今回は国民の力が京畿道・全羅北道・全羅南道・光州市・済州道以外の12ヶ所で勝利した、とのこと。

 前回のろうそくデモの余韻で勝利した共に民主党ほどではないにしても、圧勝ですね。
 ちなみに同時に行われた国会議員の補選に出馬していたイ・ジェミョン(※ ユン・ソニョル氏と争って敗れた、革新陣営の大統領候補)は勝利して議席を獲得しています。

 統一地方選挙での与党勝利についてはふたつの要因があると思われます。

 ひとつは僅差といえども大統領選に勝利したユン・ソンニョルと「ウリ」になるための投票行為。

 まだ大統領選挙も記憶に新しいところですからね。
 地方選挙、国会議員選挙には大統領は介入できないのですが、国民がどういう印象を持つかといえば別の話になりますから。

 いわゆるバンドワゴン効果でどの国にもある「勝者の側につきたい」という指向ですが、韓国にはより強く働きます。

 もうひとつは検察捜査権完全剥奪法を呆れるほど強引に国会で通過させた(※ 国会の過半数を握っていたので、強引に法案を成立させた)共に民主党への不信感が大きかったことが挙げられると思います。

 選挙での投票行為って要するに「自分の要望をどれだけかなえてくれる人なのか」という話ですから。

 検察から捜査権を剥奪することについて、何度世論調査を重ねても賛成意見は30%台ていどの少数派でした。

 あれを無理矢理やるのであれば、それ以外でも国民目線を裏切るのではないか……と考えても当然ですね。

 2024年に予定されている総選挙についても瑕疵を残したっぽいなぁ。』