「新疆公安文書」流出の衝撃

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:「新疆公安文書」流出の衝撃 暴かれた中国の嘘
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『米NPO「共産主義犠牲者記念財団(Victims of Communism Memorial Foundation)」上級研究員のドイツ人ウイグル問題研究者、エイドリアン・ゼンツ(Adrian Zenz)氏が2022年5月24日、多くの国際メディアと協力して、中国共産党によるウイグル人迫害の新たな証拠となる公安内部の文書や写真を集めた「新疆公安文書」を公表した。

新疆公安当局のシステムに対する第三者のハッキングによって流出した機密文書、政策文書、スピーチ原稿のほか、2800以上の収容者の写真、2万3000人以上の収容者データ、30万人以上の個人データ、収容施設における警察の活動や武器などの膨大な写真、情報がまとめられたファイルだ。

FireShot Webpage Screenshot #1522 – ‘新疆の流出文FireShot Webpage Screenshot #1530 – ‘流出文書 

この新たな資料から、新彊におけるウイグル人ジェノサイドが習近平総書記の肝いりの指示であることも判明した。

強制収容施設から逃亡しようとするウイグル人に対する射殺命令、殺人許可なども含まれており、想像を超えるすさまじさに国際社会が震撼している。

この新疆公安文書は、新疆ウイグル自治区カシュガル市コナシャハル県とイリ州トクス県の公安局のサーバーに第三者が進入して取得し、ゼンツに提供されたものだという。

今回のものは地域の警察内部のネットワークに保存されている内部資料であり、量、質とも桁違いである。参照記事
FireShot Webpage Screenshot #1525 –

‘新疆公安ファイル文書の中に、再教育施設における室外活動中の逃亡予防についての指示書があった。「7人で警備し、そのうち2人が銃を持つこと。逃げ出そうとしたらまず言葉で制止し、警告に従わねば威嚇発砲し、それでも言うことを聞かないようなら銃殺せよ」とある。

威嚇射撃の後は、足を狙うとか、そういう中間の対応はなく即銃殺なのだ。

FireShot Webpage Screenshot #1527 – ‘「逃げる者は射殺」

リークされた文書には、2018年6月18日の前新疆ウイグル自治区書記の陳全国・ちん せんこく:右の内部講話原稿も含まれ、中央政府と習近平自身がこの大規模なウイグル人強制収容キャンペーンに直接的に関わっていることが触れられている。

また陳全国は内部講話で、「4つの打破」をパーフェクトに行えた、と祝意を評している。

「4つの打破」とは、ウイグル人の根源を打破し、血統を打破し、関係を打破し、起源を打破する、という意味だという。これを民族の遺伝子を抹殺すること、すなわちジェノサイドといわずして何と言おう。

FireShot Webpage Screenshot #1528 – ‘「逃げる者は射殺」 

中国強制収容された人たち2884人の顔写真資料は、最年少が15歳の少女、最年長は73歳の老人だ。

収容者が手錠や足かせをつけられて迫害されている写真や、強制収容キャンプにおける警官の安全保障演習で、大型の武器などを見せつけるように使い、武力を誇示している様子の写真などもあった。

中国当局が言うような「自ら希望して研修を受けに来た人たち」ではないことは、写真の怯えた表情からわかるだろう。

FireShot Webpage Screenshot #1529 – ‘中国外相

「反中勢力ウイグル・ジェノサイド問題をおそらく最も長期間取材しつづけてきた米メディア「ラジオ・フリー・アジア」は、世界ウイグル会議の報道官、ディリシャの「中国政府は、ウイグル人というだけでテロリストとみなし、任意に逮捕し判決し、処刑し、ジェノサイドを遂行している(ことが新疆公安文書からわかる)。

ウイグル人は日常の中で自由を失い、危険に直面している。国連に特別会議を開いてもらい、ウイグル危機について討論してほしい。

もし国連人権理事会が何も対応できないなら、なんら存在意義はない」と言うコメントを引用して、中共政府、習近平政権、国連を非難している。

国際社会もすでに動き始め、英国外相、ドイツ外相らが相次いでこの新証拠をもとに中国を非難し、知らぬ存ぜぬを繰り返す王毅外相に調査を行うよう要請した。参照記事 参照記事 参照記事

 過去ブログ:2021年6月イスラム教国から新彊ウィグル人が中国へ強制送還 

6月国際アムネスティが中国を人道の罪で非難と国連の無責任 

2021年6月矢継ぎ早の中国非難に中国は「反外国制裁法案」検討>可決  5月中国、イスラム教指導者を標的に 新疆のウイグル族弾圧

太陽光パネルの生産規模で世界一を誇る中国だが、太陽光パネルの生産過程とサプライチェーンで、ウイグル人への強制労働と人権侵害が指摘されている。参照記事

また、国際的に人権問題が再燃すると見てか、中国共産党(中共)は党幹部に対し、“海外の財産や海外の企業の株式を直接・間接的に保有することを禁止し、違反した場合は昇進不可とする”という規定を出した。

スイス銀行が発表した情報によると、100人の中国人がスイスの銀行に預けている預金は合計7兆8千億元(約156兆円)で、一人あたりの平均預金は780億元である。参照記事
K10013643761_2205260425_0526050130_01_02FireShot Webpage Screenshot #1531 – ‘ウイグル弾圧、、、、

これほどの裏金が作れるのも、すべて習近平(しゅう きんぺい)国家主席、李克強(り こっきょう)首相らによる独裁的な共産党下で役人が好き勝手に振る舞えるからで、中国の繁栄は、ウイグル人を含め、チベット人や少数民族への強制労働や民族浄化による土地没収などの上に成り立っている。

中国の発展を称賛する日本の自称政治家は、この重大な国際問題に真摯に向き合うべきだ。参考:ウイグル「強制不妊手術」の残虐 エイドリアン・ゼンツ 

NHK・ウイグル族の人たち多数収容される施設の資料流出 中国は反発 

新疆ウイグル自治区におけるウイグル族に対するホロコーストを阻止せよ 

ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出 – BBC 

中国幹部が脱走者射殺命令 習氏、ウイグル族収容所建設指示―独英メディア 』