攻囲下のマリウポリ市とアゾフスタリ鉄工所に対してウクライナのヘリコプターはいかにして物資を届け続けたか。
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※ こういう情報は、この人のサイトでしか(日本語では)、得られんな…。
『Howard Altman 記者による2022-5-25記事「Inside Ukraine’s Daring Helicopter Missions Into Russian-Occupied Mariupol」。
攻囲下のマリウポリ市とアゾフスタリ鉄工所に対してウクライナのヘリコプターはいかにして物資を届け続けたか。
通常、2機で飛んだ。たった一度だけ、4機で飛んだことあり。
機種は「ミル8」である。
参加機数は16機だった。うち2機は喪失。墜落した1機を救出するために飛んだもう1機が落とされた。
このヘリ・ミッションは国防省の国防情報部が立案し指揮した。
ヘリによる物資補給は7度、実施された。
武器、弾薬、医薬品、糧食だけでなく、アゾフ連隊所属の72名の増援要員も送り届けた。
5度目と7度目で、1機づつ、撃墜された。その墜落機を救難に向った別の1機も撃墜された。したがってミル8×3機を喪失した。
※飲料水を運んだのかどうかを知りたい。たった7回の空輸ではとてもその余裕はなかっただろうが、地下籠城者にとっては、水の有無が継戦意志を左右してしまう。海の近くゆえ、井戸と蒸留装置の事前準備があれば、なんとかなったはずだが……。』