内戦が領土拡張に結びつくことがある。
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『Kamil Galeev 記者による2022-5-23記事「Why didn’t China attack Taiwan? (a hypothesis)」。
内戦が領土拡張に結びつくことがある。明の遺臣の国姓爺(※ こくせんや)は台湾に逃げて、そのさい、オランダ人を駆逐した。結果的に支那領土が広がったのである。
競争に負けた逃亡者が、新領地を増やす。これは地球生物の歴史でふつうにあったこと。
英本土でスチュアート朝の宗教政策にいたたまれなくなったピューリタンは新大陸へ逃れた。結果的に北米に英国の新領地(ニューイングランド)が増加した。
さらに内戦でスチュアート派が凋落すると、スチュアート派の一部は北米のヴァジニア植民地に歓迎され、ヴァジニア邦のエスタブリッシュメント層を成すまでになっている。
ある史家にいわせると、合衆国の北部と南部が相容れない理由は、英本土における反スチュアート派とプロ・スチューアート派というもともとの対立が、ルーツにあるからだ、と。』