台湾、発足メンバーに加わらず IPEFと別枠で協力

台湾、発足メンバーに加わらず IPEFと別枠で協力―米高官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052200382&g=int

『サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、米主導の経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足メンバーに台湾は加わらないと明らかにした。米国の超党派議員団は台湾の参加を認めるよう求めているが、サリバン氏は世界的な半導体の製造拠点である台湾との関係強化に努めると述べるにとどめた。

日米台韓「半導体同盟」視野 バイデン政権、中国に対抗―日韓歴訪

 サリバン氏は韓国から日本に向かう大統領専用機内で記者団に、「米国は半導体サプライチェーン(供給網)などのハイテク分野で台湾とのパートナーシップを深めることを検討している」と語り、中国への対抗を念頭に置くIPEFとは別の枠組みで協力する考えを示した。バイデン米政権は、半導体生産が集中する台湾や日本、韓国との連携を強化する方向で調整を進めている。

 「一つの中国」原則を掲げる中国は、台湾が国際機関や多国間協定に単独で参加することを阻止してきた経緯があり、中国と台湾は世界貿易機関(WTO)などに同時に加盟した。バイデン政権も「一つの中国」政策を堅持しており、台湾のIPEF参加を認めれば、中国を過度に刺激しかねないと判断したとみられる。』