米、新疆訪問制限を懸念 国連人権弁務官の対応も批判

米、新疆訪問制限を懸念 国連人権弁務官の対応も批判
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB211A20R20C22A5000000/

『【ワシントン=共同】米国務省のプライス報道官は20日の電話記者会見で、バチェレ国連人権高等弁務官が予定している中国新疆ウイグル自治区訪問について、中国政府に行動を制限されるとの懸念を表明した。バチェレ氏についても「中国政府が新疆で人権侵害をしている疑う余地のない証拠があるのに沈黙している」と批判した。

中国外務省は20日、バチェレ氏が中国政府の招待で23~28日に訪中すると発表。米政府や人権団体は、人権侵害は起きていないとする中国側の宣伝に利用される恐れがあると警戒を強めている。

プライス氏は「完全な評価をするために必要な立ち入りを中国が認めるとは思えない」と述べ、人権侵害が起きているとされる場所に自由に立ち入りできなければ信頼できる評価を下すことはできないと強調した。

バチェレ氏が中国の人権侵害を明確に非難していないとして「深く懸念している」と言及。同氏が予定していた新疆の人権状況を巡る報告書の公表も遅れているとして急ぐよう求めた。』