ドイツ最大州でも選挙敗北 ショルツ与党、物価高が逆風

ドイツ最大州でも選挙敗北 ショルツ与党、物価高が逆風
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR153VP0V10C22A5000000/

※ 後で出てくるが、豪モリソン政権も「旗色悪い」らしい…。

※ コロナで大変なところへ、ウクライナ事態+ロシア制裁…、なんだもんだから、エネルギー資源高(ガソリン高)、食料資源高(小麦や食用油高、生鮮食料品高)、金利高(物価対策で、FRBが金利上げ → 各国の中央銀行が、対策で金利上げ)…、となっている…。

※ まさに、「泣きっ面に蜂」状態だ…。

※ 決して、自国政府の「失政」というわけじゃ無いんだが…。

※ もはや、「気候変動対策」とかは、どっかに行った感じだな…。

『【デュッセルドルフ=南毅郎】ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州で15日投開票された州議会選挙で、ショルツ首相の所属するドイツ社会民主党(SPD)の敗北が確実になった。8日の北部での選挙に続く連敗で、中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)が第1党を維持する。環境政党「緑の党」も躍進した。ウクライナ危機やインフレによる逆風でSPDの失速が鮮明になっている。

同州は日本企業が多く進出するデュッセルドルフを州都とし、人口は約1800万人と国内最大だ。CDUの地盤であるため、2021年12月に発足したショルツ政権への評価を測るうえで選挙の結果が注目されていた。SPDは3月下旬の西部ザールラント州で勝利したものの、5月上旬の北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州では大敗した。

公共放送ARDによると、得票率の予想はSPDが27%と、前回17年の選挙から5ポイント近く下がった。第2次世界大戦後の1947年に実施した初回の選挙以降で最低となる見通しだ。

一方、CDUは36%と3ポイント近く伸ばして第1党を維持する。自由民主党(FDP)は6%と7ポイントほど低下し、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」とほぼ同程度になる可能性がある。

今回の選挙ではインフレや気候変動への対応が有権者の関心を集めた。ドイツは消費者物価の伸び率が7%超と歴史的な高水準にある。ロシアのウクライナ侵攻に伴う供給不安から天然資源や食品などの価格が高騰しているためだ。インフレは家計の負担を増やすため、政権への不満につながりやすい。

選挙では環境政党「緑の党」が受け皿になった。得票率は18%と前回から12ポイントほど大幅に支持を伸ばす見通しだ。ウクライナ危機をめぐり、緑の党を率いてきたベーアボック外相やハベック経済・気候相が積極的に発言していることも支持につながったとみられる。

ドイツ国内では、ショルツ氏の指導力を疑問視する声もあがる。ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援をめぐり、重火器などの武器供与の判断が遅れたとして国内外から批判が高まった。ウクライナでの戦闘が長引くなか、政権浮揚を図るためにも政策対応を迫られる可能性がある。』