投資の真髄・・・

投資の真髄・・・ウォーレン・バフェットの何気ない言葉 机上空間
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/28672349.html

『ウォーレン・バフェット氏は、投資とは、まったく関係の無いあるインタビューで、Twitterに投稿しない理由について聞かれて答えています。ご存知のように、トランプ大統領が選挙で戦うに当って、アメリカ国民の要望を聞く姿勢を示すツールとして、Twitterをフル活用したように、Twitterで発信する事は、単なるポーズを超えて、事業展開を有利に進める手段にもなっています。

彼は、高齢ではありますが、それを理由にITツールが使えこなせないという事はありません。最近の金融市場で、パソコンが使えないなんて事は、許されません。情報蓄積・解析、両方において、コンピューターは絶大な効率を誇りますし、実際のトレードにおいても、AIの自動取引が大車輪で活用されています。

つまり、使えないから使わないという事ではないのです。バフェット氏は、長く習慣化している、印刷された決算表にメモをしたり、分析ノートを書いたりと、好みでアナログな方法を採用していますが、それはITツールや、スマホが使えない事を意味しません。Twitterが大好きで、最近、買収までしてしまったアクティブなオタクCEOであるイーロン・マスク氏とは、真逆なパーソナリティーと言えるでしょう。マスク氏は、個人の性格としても、発言で波紋を立てて、それを社会を変革するパワーにするのが大好きです。

バフェット氏のTwitterやSNSに対する評価は、以下の通りです。
・Twitterは無分別で冷酷なコミュニケーションを可能にする。
・Twitterでシェアしたい日々の意見はない。投資は、あくまで、自分の分析と判断の結果。
・電子メールもTwitterも、簡単に道を踏み外せる。誰かに対して怒りを感じたときには、10秒もあれば『地獄へ落ちろ』と言えるからだ。

また、Twitterなどのコミュニケーション・ツールについて、意見も語っています。
・最初に思いついたことは、必ずしも最善の行動ではない
・すべてのことに即時に対応するのは間違いだ
・Twitterで投稿する前に2時間の余裕があれば、多くの人はそのひどい投稿を考え直して削除するだろう

2018年のCNBCのインタビューでは、彼は個人的にツィートしたことは一度もなく、他人のツィートを調べる方法も知らないと答えました。そして「だが私は、とても満足した人生を送っていると感じている」と冗談めかして述べています。

見ての通り、投資とは、まったく関係の無い話なのですが、素人投資家に良くある「トレードに熱くなって、損失を膨らませて退場」してしまう原因が、それとなく示されているような気がします。特に強く感じるのは、以下の部分ですね。

Twitterでシェアしたい日々の意見はない。投資は、あくまで、自分の分析と判断の結果。
最初に思いついたことは、必ずしも最善の行動ではない
すべてのことに即時に対応するのは間違いだ

この辺りの言葉を、自分に響く表現に書き直して、トレードに使用している机の横に貼っておくだけで、トレードにのめり込んで破滅するトレーダーは減ると思います。特に聖杯と呼ばれる存在しない、万能のトレード手法を探すことにエネルギーを使っている人や、トレードをする事ではなく、相場が自分の分析と合致するタイミングまで待つ事が、実戦では一番の肝である事を気づかせてくれるのではないでしょうか。

そういうバフェット氏は、自身のTwitterに170万人のフォロワーを抱える人気者です。まぁ、殆どの人が、バフェット氏のトレードに追随する為に、情報を得る目的でフォロワー登録しているのでしょうが、「Twitterでシェアしたい日々の意見はない」と本人が言っている以上、それは余り得策とは言えないでしょう。参考にするのなら良いのですが、便乗しようとしているなら、他人に市場の分析と判断を任せている事になりますからね。』