フィリピンGDP8.3%増 1~3月期

フィリピンGDP8.3%増 1~3月期 個人消費持ち直し
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM119CK0R10C22A5000000/

『【マニラ=志賀優一】フィリピン統計庁は12日、2022年1~3月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比8.3%増になったと発表した。新型コロナウイルスの感染者数が減少し移動・行動制限を緩和したことで、個人消費が持ち直した。

フィリピンでは新型コロナ新規感染者数が1月下旬に減少に転じた。行動制限が緩和されて外出が原則認められていなかった子供を連れて商業施設などを訪問できるようになった。個人消費が上向き、サービス業は前年同期比8.6%増となった。製造業や建設業も堅調だった。

同日記者会見した国家経済開発庁のチュア長官は「経済も(新型コロナの)健康面の課題も克服している。1~3月期はパンデミック(世界的流行)前のGDP水準を超えた」と語った。

今後は観光業の回復がカギを握る。同国は2月10日から新型コロナワクチンの接種完了などを条件に外国人観光客の受け入れを再開した。ホテルでの隔離措置もない。観光省によると4月下旬までに30万人以上の外国人観光客が訪問した。航空会社も国際便を増やしており、経済回復をけん引することに期待がかかる。』