ウクライナの戦況と周辺地域の動向

ウクライナの戦況と周辺地域の動向 北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:
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『2022年5月10日:ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省高官は現地2022年5月9日の東部でのロシア軍の進軍について「顕著な進展がみられない」との分析を示した。ウクライナ軍の抵抗が奏功しているほか、ロシア軍が兵士の士気などに問題を抱えているとみている。

 高官によると、ロシア軍は北東部ハルキウで数千人規模の地上部隊を展開しているが、ウクライナ軍が激しく抵抗している。

ウクライナ軍は引き続き、ロシア軍をハルキウから東に押し戻し、進軍を妨げている。

ロシア軍はハルキウを制圧し、東部ドンバス地方のウクライナ軍を包囲する狙いだったとみられるが、うまくいっていないという。

ロシア軍はハルキウ州イジュームIzyumでも砲撃や地上作戦を続けている。

ロシア軍は、①のハルキウKharkivに近いロシア側のBelgorodにウクライナ軍の越境攻撃を警戒して兵力を集結していると言う。Belgorodは軍事物資の中継基地である。③のマリウポリMariupolでは、製鉄所に籠るアゾフ大隊の指揮官が、負傷兵士の救助を国際機関に求めるSOSを出している。 写真左は、砲撃されたオデーサOdesa 図⑤のリゾート施設。

FireShot Webpage Screenshot #1427 – ‘「東部で顕著な進展見FireShot Webpage Screenshot #1428 – ‘ 

ロシア軍の空爆は、南東部マリウポリや南部オデーサ、東部ドンバス地方の北方に集中している。

マリウポリへのミサイル攻撃には標的への誘導装置が付いていない無誘導爆弾の使用が多い。高官は、電子部品への制裁により、ロシア軍が精密誘導兵器の補充に問題を抱えているとした。

参照記事

FireShot Webpage Screenshot #1431 – ‘【速報中】「ロシア軍の誤算12022年5月11日:

ベラルーシのルカシェンコ大統領は5月10日、南部のウクライナとの国境付近の3地域に、特殊部隊を配備すると発表した。ロイター通信が11日報じた。

同国参謀総長は「米国や同盟国が、ベラルーシの国境付近で軍事力を増大させている」とし、訓練のために西部地域にも防空システムやミサイルを配備するとした。

ルカシェンコ大統領は、「北大西洋条約機構(NATO)を打ち負かすことはできないことはわかっているが、攻撃されうる領域に損害を与えることはできる」と語ったという。

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米国の情報機関トップであるヘインズ国家情報長官は10日の上院の公聴会で、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、「プーチン大統領は(東部)ドンバス地方(の支配)をこえた目標を達成しようと、ウクライナでの長期化した戦闘を準備しているとみている」との見方を示した。

またロシア軍が、隣国モルドバから事実上の独立を宣言している親露派支配地域、自称「沿ドニエストル共和国(Transnistria、Transdniestria)に拡大したがっている兆候がある」とも分析した。参照記事

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旧ソ連構成国ジョージアGeorgia(旧グルジア)から一方的に分離独立を宣言している親ロシア派支配地域「南オセチア 共和国」South Ossetiaで5月8日、「大統領選」の決選投票が行われた。

タス通信などによると、ロシアへの編入手続き開始を提案していた現職のアナトリー・ビビロフ氏(52)が敗れ、慎重派の野党党首のアラン・8021A80B-1503-4ガグロエフ氏Alan Gagloyev(41):右 の勝利が確実となった。

ビビロフ氏は、選挙後にロシアへの編入を問う住民投票を実施する意向を示していたが、ロシアによる「併合」は白紙となる。

併合の動きが進めば、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟を目指すジョージアとの対立激化が予想されていた。

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、多くの民間人が犠牲になる中、地域の住民が侵攻に巻き込まれる事態を懸念したとみられる。

参照記事 過去ブログ:2022年5月ウクライナ東部2州の併合狙うロシア 4月国連で中露の拒否権等に圧力と日本のNATO首脳会議参加 4月思い起こされる故レフ・カチンスキの言葉と露の国際法無視 2021年12月緊張高まるNATO、ロシア間 互いに軍事圧力を非難 参考:プーチンは日常茶飯事に暗殺を繰り返す。ロシア諜報員が命と引き換えに暴露した内部事情

FireShot Webpage Screenshot #1432 – ‘米情報機関 ロシア攻

アメリカの情報機関を統括するヘインズ(Avril Haines)国家情報長官は10日の議会上院の公聴会で、ロシアのプーチン大統領について「侵攻を長期化させる準備をしていて、ドンバス地方以上の目標を達成するつもりだ」と指摘しました。

また、こうしたプーチン氏の野心と現地の戦況にミスマッチが生じていることから、今後数カ月の状況は「より予測不可能でエスカレートする道をたどるかもしれない」と警戒感をにじませました。

さらにヘインズ長官は、「食糧不足やエネルギー価格の高騰がさらに悪化することでプーチン氏はアメリカとEU=ヨーロッパ連合の結束が弱まることを期待しているだろう」との見方も示しています。参照記事』