北朝鮮 弾道ミサイルの可能性のあるもの発射 すでに落下か2022年5月7日 14時32分

北朝鮮 弾道ミサイルの可能性のあるもの発射 すでに落下か
2022年5月7日 14時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220507/k10013614721000.html

『政府は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。

海上保安庁は「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」という情報があると、防衛省から連絡を受けたと午後2時11分に発表しました。

さらに、海上保安庁は「弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに落下したとみられる」という情報があると、防衛省から連絡を受けたと午後2時25分に発表しました。航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

防衛省は北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと午後2時15分に発表しました。防衛省は日本への影響がないか情報の収集を進めています。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が日本海に向けて飛しょう体を発射したと、明らかにしました。

韓国軍は、アメリカ軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいます。

北朝鮮 弾道ミサイルなどの発射 ことしに入って毎月

北朝鮮は、ことしに入って、毎月、弾道ミサイルなどの発射を繰り返していて、ことし2月と3月には、首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)付近からICBM=大陸間弾道ミサイル級の弾道ミサイルを相次いで発射しています。

このうち、3月24日には、高度が6000キロを超え、これまでで最も高くなり、北朝鮮は、新型の「火星17型」の発射実験に成功したと発表しました。

また、4月16日には、東部から日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射し、北朝鮮は「新型戦術誘導兵器」の発射実験を行ったとしています。

さらに、今月4日には、再びスナン付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射し、韓国軍は飛行距離はおよそ470キロ、高度はおよそ780キロだったとしています。

政府 緊急参集チームを招集

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。

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