国連総長、北朝鮮のミサイル発射批判「緊張高めるだけ」

国連総長、北朝鮮のミサイル発射批判「緊張高めるだけ」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN043NC0U2A500C2000000/

『【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は4日、北朝鮮による新たな弾道ミサイルの発射について「地域的・国際的な緊張を高めるだけだ」と批判した。ドゥジャリク事務総長報道官が定例の記者会見で伝えた。

グテレス氏は「北朝鮮に対し、安全保障理事会の決議に基づき、国際的な義務を完全に順守するよう要請する」と強調した。「外交は持続可能な平和と朝鮮半島における完全かつ検証可能な非核化を可能とする唯一の経路だ」とも述べ、対話を促した。

北朝鮮によるミサイル発射実験は2022年に入って13回目となった。3月には大陸間弾道ミサイル(ICBM)も発射し、米国は北朝鮮に対する国連安保理の制裁を強化する決議案を準備している。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は3日の記者会見で「決議に関する行動を今月進める予定だ」と明らかにした。「北朝鮮が何度も安保理決議に違反している状況を憂慮しており、安保理が一丸となって北朝鮮の行為を非難できることを希望している」と話した。

米国は17年に採択された安保理の決議を根拠に、新たな決議案の準備を進めている。17年の決議にはICBMを発射した際には「北朝鮮への石油の輸出をさらに制限する行動をとることを決定する」と警告する文言が含まれている。』