林芳正外相、中央アジア2国へ「対ロ連携」促す

林芳正外相、中央アジア2国へ「対ロ連携」促す
カザフ外相「ロシアへ外交努力の用意ある」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2916D0Z20C22A4000000/

『林芳正外相は29日、訪問先のカザフスタンでトレウベルディ副首相兼外相と1時間ほど会談した。ロシアによるウクライナ侵攻について、国際社会での連携を促した。トレウベルディ氏はロシアに外交的努力をする用意があると述べた。

カザフスタンは旧ソ連諸国の一つでロシアとのつながりが強い。ウクライナ侵攻後、ロシアを国連人権理事会から追放する決議案に反対した。

林氏はウクライナ侵攻に関して「国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態だ」と強調した。トレウベルディ氏は国連憲章の基本原則に基づいて行動し、平和的解決をめざすと主張した。

両氏は東アジア情勢も協議した。北朝鮮の核・ミサイル開発や日本人の拉致問題で緊密に協力すると確かめた。林氏はトカエフ大統領も表敬した。

林氏は会談後、次の訪問先のウズベキスタンでオンライン形式で記者会見した。

トカエフ、トレウベルディ両氏が「同日中にロシアのプーチン大統領と話す予定だ」と言及したと明らかにした。「国連憲章や国際法に則って仲介努力をはかっているとの説明があった」と語った。

林氏は29日、ウズベキスタンでウムルザーコフ副首相兼投資・対外貿易相と1時間程度会談した。同国も旧ソ連諸国としてロシアと関係を築き、国連人権理事会の追放決議案に反対した。

林氏は「侵略に国際社会が足並みを揃えて対処すべきだ」と訴えた。ウムルザーコフ氏は「全ての紛争は国際法に従って平和的に解決されるべきだ」と指摘した。

日本の外相がカザフスタン、ウズベキスタンを訪れるのは12年ぶりだった。

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Nikkei Asia https://asia.nikkei.com/Politics/International-relations/Japan-asks-Kazakhstan-to-align-against-Russian-war-on-Ukraine?n_cid=DSBNNAR 』