ロシア、金本位制復帰検討 実現なら1世紀ぶり

ロシア、金本位制復帰検討 実現なら1世紀ぶり
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022043000095&g=int

 ※ 「金本位制」が抱える「根本的な問題点」は、「通貨発行量」の上限が、「保有する金の総量」に制限されてしまう…、という点だ。

 ※ 「貨幣(通貨)」の機能は、次の4つ。

 1、価値の測定・計量
 2、価値の運搬
 3、価値の保存

 そして、これは経済学の「教科書」では、あまり語られないが、

 4、価値の創造

 ※ 金本位制においては、確かに「通貨価値」は、金の価値で担保(裏打ち)されるんで、安定する。

 ※ しかし、「発行量」は、「保有している金の総量」に限定されてしまう。

 ※ 経済が「活性化」して、取引総量が莫大になると、それに見合うだけの通貨を供給することが、間に合わなくなってしまう…。

 ※ それが、各国において、「金本位制」が「廃れて行った」根本的な弱点だ…。

 ※ 今、ロシアがまた、「金本位制」の導入を検討しているということは、「保有する金」の総量程度の「経済取引」しかなされないだろうな…、という判断に傾いているということだ…。

『【ロンドン時事】ロシア大統領府は29日、通貨ルーブルと金やその他商品の交換比率を固定することを検討していると明らかにした。ペスコフ大統領報道官が記者団との電話会見で「この問題をプーチン大統領と話し合っている」と表明した。ロイター通信が報じた。

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 実現すれば約1世紀ぶりの金本位制復帰となる。しかし、ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は記者会見で「いかなる形でも議論していない」と語っており、実現可能性は不透明だ。』