ウクライナは、スロヴァキアとの間で、「Zuzana-2」という155ミリ自走砲の購入について、交渉中…。

購入について、交渉中…。
https://st2019.site/?p=19266

『ストラテジーペイジの2022-4-25記事。

   ウクライナは2020年に、中古の「DANA-M2」8×8装輪自走152ミリ砲を26両、単価154万ドルでチェコ共和国から購入している。

 そして今、スロヴァキアとの間で、「Zuzana-2」という155ミリ自走砲の購入について、交渉中である。

 問題は、これはスロヴァキアの最新兵器で、スロヴァキア陸軍ですら16両しかまだ受領できていないということ。2019年に25両が発注され、やっと2021年から引渡しが始まったばかりなのだ。

 したがって、話がまとまるとしたら、スロヴァキア陸軍の現有装備16両をウクライナに即時に売却し、スロヴァキア陸軍用には、また追加で16両を新造する(完成は2023年見込み)という段取りになる。

 ウクライナは、複数のNATO諸国から、GPS誘導の155mm砲弾「エクスカリバー」も受領しつつある。

 高度に自動化された「Zusana-2」のような自走砲と、対砲レーダーと、エクスカリバーを組み合わせると、こちらはまったく損害を受けることなく、155mmのロケットアシスト砲弾の最大射程で、露軍砲兵をしらみ潰しに爆砕して行くことができる。

露軍も対砲レーダーを使って撃ち返してくるが、こちらは数発射撃するたびに陣地変換をするので、向こうから来るタマは、当たらない。

 チェコのメーカーは、「チェコスロヴァキア」時代にはZTS社といい、1981年から初代の「DANA」を800両も製造している、装輪式自走砲の先駆けである(他には南アフリカが早かった)。

その後、自走砲の照準と装填が高度にオートメ化されるにともない、装輪式自走砲は、牽引式榴弾砲(トラックで牽引する)を、駆逐する流れとなったのである。

スロヴァキアのメーカーもZTSの流れだといえる。』