第一次大戦では、各種のガスは、砲弾の中のガラス瓶に原液を封入して、投射された。

第一次大戦では、各種のガスは、砲弾の中のガラス瓶に原液を封入して、投射された。
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『 James Patton 記者による記事「Gas in The Great War」。

   糜爛性ガスであるマスタードガスは「2クロロエチル硫黄」である。戦場での致死率は3%未満。肺に吸い込むと危ない。しかし汗などで湿った人の表皮にも知らぬ間に作用し、皮膚に水泡を生じさせ、それは非常に痛む。治癒には長期間かかり、治ったあとも、発癌確率が高くなる。催奇性もある。兵士ヒトラーはこのガスで失明しかかった。

 第一次大戦では、各種のガスは、砲弾の中のガラス瓶に原液を封入して、投射された。発射衝撃でガラスは破れ、着弾すれば少量の炸薬の作用で大気中へミストをばら撒いた。

 じつは毒ガスの使用は1899年のヘーグ会議条約で既に禁じられていたのだったが、WWIでは大々的に用いられたのである。』