米、移民問題で国際会合 国務長官19~20日パナマ訪問

米、移民問題で国際会合 国務長官19~20日パナマ訪問
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1613N0W2A410C2000000/

『【ワシントン=共同】米国務省は15日、ブリンケン国務長官が19~20日に中米パナマを訪問し、バイデン政権の最重要課題の一つである中米からの移民問題に関し、米州閣僚会合を主催すると発表した。北米と中南米カリブ諸国の20カ国以上の外相らが参加。民主党政権の寛容な政策への期待感から移民が急増しており、中間選挙に向けた共和党から政権攻撃の材料とされる懸念もある。

米南部国境で2月に報告された移民の人数は16万人を超えた。バイデン政権は不法移民が押し寄せる根本原因は出身国の貧困や汚職、犯罪などにあるとみて、中南米諸国と連携して問題の解決策を議論する。

バイデン政権は6月に西部カリフォルニア州ロサンゼルスで米州首脳会議を開催する。閣僚会合で首脳間の合意文書の作成に向けた地ならしをする狙いもある。

ニコルズ国務次官補(米州担当)は15日の電話記者会見で「移民対応はバイデン政権の主要な優先課題だ」と指摘し、中南米諸国や移民受け入れ国を支援する必要性を強調した。閣僚会合にはマヨルカス国土安全保障長官も出席する。

ブリンケン氏はパナマ滞在中にコルティソ大統領やモイネス外相とも会談する。パナマは2017年に台湾と断交し、中国と国交を樹立しており、中国の影響力が過度に強まらないようけん制する思惑もある。』