上海市、コロナ外出制限を4割強の地区で解除へ感染高水準、全面解除にはなお時間

上海市、コロナ外出制限を4割強の地区で解除へ
感染高水準、全面解除にはなお時間
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM112Y80R10C22A4000000/

『【上海=土居倫之】新型コロナウイルスの感染拡大で都市封鎖(ロックダウン)中の中国・上海市は11日、市内の4割強の地区に相当する7565地区で外出制限を解除すると発表した。地区のリストを順次公表しており、中国メディアによると、すでに外出が可能になった地区もあるという。残る6割弱の地区は引き続き、外出を制限する。高水準の新規感染が続いており、都市封鎖の全面的な解除にはなお時間がかかる可能性が高い。

上海市の顧洪輝副秘書長が11日の記者会見で明らかにした。上海市は全市を感染リスクに応じて3地区に分類して管理している。14日間感染者がゼロの地区は「防範区」と呼び、外出を認める。ただ必要性のない外出は自粛を求め、外出できる範囲にも制限を設ける。

9日に実施した全市民対象のPCR検査などの分析の結果、現時点で7565地区が「防範区」に該当するという。

一方、7日間感染者が発生せず、敷地内の移動に限って認める「管控区」は2460地区、7日以内に感染者が発生し、自宅から出ることも認めない「封控区」は7624地区という。

10日の上海市の市中の新規感染者数(含む無症状)は、2万6087人と10日連続で最多を更新した。感染に歯止めが掛かっておらず、都市封鎖の全面解除の見通しは立っていない。
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Nikkei Asia https://asia.nikkei.com/Spotlight/Coronavirus/Shanghai-eases-COVID-lockdown-despite-record-infections?n_cid=DSBNNAR 』