英、対ウクライナ貿易優遇検討 融資保証枠も倍増

英、対ウクライナ貿易優遇検討 融資保証枠も倍増
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR100580Q2A410C2000000/

 ※ 『軍事面では120台の装甲車両と新たな対艦ミサイルシステムを供与する。英政府は8日にも対空ミサイルなど1億ポンド(約160億円)相当の武器供与を決めており、さらに追加となる。』…。

 ※ 海上封鎖したり、艦砲射撃(ミサイル発射を含む)しているロシアの「黒海艦隊」が、ジャンジャン沈められることになるのか…。

『【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相は9日、訪問先のウクライナの首都キーウ(キエフ)での同国のゼレンスキー大統領との共同のビデオ演説で、経済支援のためにウクライナとの貿易を優遇する方針を表明した。英政府は世界銀行を通じたウクライナ向け融資への英国の保証枠を倍増することも明らかにした。

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ジョンソン氏は同日にキーウを電撃訪問し、ゼレンスキー氏とウクライナの長期的な支援策について協議した。英首相官邸は、首脳会談後にウクライナへの「軍事・経済財政両面での支援策を打ち出す」としていた。9日の支援策はロシアの侵攻の長期化や、攻撃の脅威が和らいだ地域での復興をにらんだ対応とみられる。

貿易優遇に関して、ジョンソン氏は演説で「(ウクライナの主要輸出品の)大麦やその他の商品の支援、経済の援助のためにウクライナとの貿易を自由化したい」と語った。詳細は明らかになっていないが、英紙フィナンシャル・タイムズによると、ウクライナから英国への輸出時の関税引き下げや通関手続きの簡素化などが想定されている。

英政府は首脳会談後に、世界銀行を通じたウクライナ向け融資への英政府の保証枠を倍増し、10億ドル(1240億円)に引き上げると発表した。医療従事者の賃金、高齢者の年金といった社会機能の維持や人道支援に充てられる見通しだ。

軍事面では120台の装甲車両と新たな対艦ミサイルシステムを供与する。英政府は8日にも対空ミサイルなど1億ポンド(約160億円)相当の武器供与を決めており、さらに追加となる。

ジョンソン氏は演説で「ロシア軍はウクライナ東部で圧力を強めるだろう」と述べ、それに対抗するための支援を続ける意欲を示した。ゼレンスキー氏はジョンソン氏に謝意を示したうえで、「他の民主主義諸国も武器の支援を増やす必要がある」と訴えた。』