米「中国が同盟ネットワークを懸念」 習氏発言を念頭に

米「中国が同盟ネットワークを懸念」 習氏発言を念頭に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0904G0Z00C22A4000000/

『【ワシントン=中村亮】米国防総省のカービー報道官は8日の記者会見で「中国が我々の同盟やパートナーシップのネットワークを懸念していることは明白だ」と強調した。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がフィリピンのドゥテルテ大統領に米国との軍事同盟を強化しないよう促したことを念頭に置いた発言だ。

カービー氏は「米国はインド太平洋地域に戦略的利点を持っており、それは同盟やパートナーシップだ。中国にはそのようなものは何もない」と言明した。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると習氏は8日、ドゥテルテ氏と電話協議し、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に「地域の安全が軍事同盟の強化によって実現できないことを改めて証明している」と指摘していた。

日本とフィリピンは9日、都内で外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開く。カービー氏は「実りが多く生産的で、インド太平洋における互いの安全保障上のニーズに合った取り組みを推進すると確信している」と述べた。

バイデン米政権は南シナ海の実効支配を強める中国に対抗するため日本の役割拡大に期待している。』