ソ連が核攻撃を仕掛けてきた場合、全住民が地下でしばらく暮らせるようにしておく…。

ソ連が核攻撃を仕掛けてきた場合、全住民が地下でしばらく暮らせるようにしておくというのが、国家目標

2021-10-2記事「Underground city, gambling restrictions and largest hotel: Finland in the world press」
https://st2019.site/?p=19009

『ヘルシンキ市(※ フィンランドの首都、最大都市 人口は616,042人(2013年2月28日現在))の地下は、トンネル網が縦横に発達している。商店街や、文化活動施設まで、地下にはぜんぶ揃っているのだ。

 この壮大な地下都市空間は、1980年代、つまり冷戦のピーク時から、掘られ始めた。

 もしソ連が核攻撃を仕掛けてきた場合、全住民が地下でしばらく暮らせるようにしておくというのが、国家目標だった。

 冷戦終了後、これらの地下空間は、さまざまに活用されている。水泳用のプール、ゴーカートのサーキット、アイスホッケーのリンク……。人々は、真冬に積雪になやまされることなく、地下街を歩いて首都のどこにでも到達できるのである。

 現在、ヘルシンキの地下トンネルの総延長は200マイル近い。
 地下には、駐車場、歩道の他に、教会、美術館まである。

 そして今、エストニアのタリン市まで、地下道をつなげようという開発事業が計画されている。』