スリランカ、内閣大幅刷新へ 経済危機の抗議そらす狙い

スリランカ、内閣大幅刷新へ 経済危機の抗議そらす狙い
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB040SV0U2A400C2000000/

『【ベンガルール=共同】経済危機に揺れるスリランカで3日、閣僚会議が開かれ、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領と兄のマヒンダ首相を除く26閣僚全員辞任が決まった。地元メディアが伝えた。マヒンダ氏は引き続き首相の座にとどまるものの、内閣の大幅刷新で国民の不満をそらす狙いがあるとみられる。新内閣は数日中に発足する見通し。

スリランカは中国などへの債務返済に苦しみ、外貨不足で生活に不可欠な物資が輸入できなくなっている。大統領の辞任を求めて一部の市民が暴徒化。政府は1日に非常事態宣言を発令して取り締まりを強化したが、その後も抗議活動が続いていた。ソーシャルメディアの制限も3日に導入したものの、批判を受けて撤回した。

スリランカでは燃料不足が深刻で、軽油やガソリン、炊事に使うガスを買うため、多くの人が連日行列を作り、長時間にわたる計画停電も行われている。』