国を超えて密接に結びつくグローバル経済の現状

※ インド・ロシア間の「貿易関係」の資料を検索したが、うまくヒットしなかった…。

※ 代わりに、けっこう良い資料に当たった…。経産省の「グローバル経済の現状」についての分析資料だ…。

『グローバル化は、一般的に資本や労働力の国境を越えた移動が活発化するとともに、貿易を通じた商品・サービスの取引や、海外への投資が増大することによって世界における経済的な結びつきが深まることを意味する1とされている。また、経済学的には、製品とサービスの貿易を通じた市場の統合、直接投資や資本取引の統合、アイデアの国境を跨いだ移動がグローバル化を意味しているという2。

グローバル化は、まず蒸気機関の発明による輸送費の大幅な低減により進展し、生産と消費の場所が切り離された(第1次アンバンドリング)ことで貿易が活発に行われるようになった。次にICTの普及により組織化コストが激減したことで、先進国の企業がコストを削減するため、労働集約的な生産工程の一部を切り離した(第2次アンバンドリング)。これにより、①部品の貿易、②生産施設、主要な技術者・管理職、研修、技術、国際的な投資の移動、③生産分散化を調整するためのサービス需要、が生じ伝統的な製品の貿易に留まらない複雑で多様な21世紀型貿易が出現したと言われている3。

さらにヒトを移動させるコストが下がれば、労働サービスが労働者から物理的に切り離され、歴史に残るようなインパクトになるかも知れないとされる(第3次アンバンドリング)。例えば、途上国の労働者が遠隔でロボットを使って先進国の警備業務や家事代行業務を行う、先進国の技術者が途上国の資本設備を遠隔で修理する等の「バーチャル移住」が先進国と途上国間で進み、第2次アンバンドリングが製造業にもたらした長短の結果がそのままサービス分野に引き継がれ、豊かな国の労働者が、貧しい国の賃金労働者と直接、賃金競争することになる可能性が指摘されている4。このように現在のグローバル化は、モノだけでなく人や知識も自由に世界中を移動するようになっている(第Ⅱ-1-1-1-1表)。』…。

 ※ と言うような話しだったんだが、今般のウクライナ事態によって、これが変わるのか、変わるとして、どのように変わるのか…、という点が問題だ…。

※ この図は、よく見ておいた方がいい…。

※ 「グローバル経済」という観点からは、ロシアは「主要なプレーヤー」ではない…。「地域大国」とすら呼べないくらいの規模にすぎない…。

※ 資源価格は、2014年から2016年にかけて、だだ下がりだ…。クリミア侵攻で、制裁食らったのが主因なのか…。

※ 2007年、2008年ころの落ち込みは、「リーマン・ショック」だろう…。

※ それを、8年くらいもかけて「盛り返して」来たところに、「ウクライナ事態」なわけだ…。

※ グローバル経済の「極」は、日中韓の東アジア(これに、最近では+アセアン)、EU、NAFTA(現在は、「米国・メキシコ・カナダ協定」(「USMCA」))と言うわけだ…。

※ この図も、よく見ておいた方がいい…。この8極が、「グローバル経済の有力プレーヤー」と言うわけだ…。

※ 「世界の生産年齢人口」は、これまでずっと「右肩上がり」で来たわけだ…。

※ しかし、「老いて行くアジア」に象徴されるように、「生産年齢人口の減少」が視野に入ってきている…。

※ この資料は、興味深い…。

※ 各国の「生産品」に占める「日本の付加価値分」を算出したものだ…。

※ むろん、「定式」があるわけのものでは無く、一つの「試算」にすぎない…。

※ しかし、「最終製品」にはなっていなくても、各国の「生産」を、日本製品(サービス)が背後で支えていることは、確かだ…。

※ この図も、非常に参考になる…。

※ どの国が、どの地域に投資しているのかが、一目瞭然だ…。

※ 背後に、その投資している国家の、「世界戦略」が透けて見える…。

※ この図も、興味深い…。

※ 米国が、その「経済規模」に比して、少ないのが見て取れる…。

※ プラットフォーマーの活躍なんかで、幻惑されがちだが、案外、「投資」という観点からは、「ローカル・パワー」なのかもしれないな…。

※ 「モンロー主義」なんかが、思い起こされる…。

※ おそらく、経済的には、国内に「一つの”ワールド”」を抱えているんで、積極的に「外に出て行く」必要が、無いんだろう…。プロ野球の国内大会なのに、「ワールド・シリーズ」と言っているしな…。そういう、「意識」なんだろうな…。