マリウポリ

マリウポリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%9D%E3%83%AA

『マリウポリ(マリウーポリ;ウクライナ語: Маріуполь マリウーポリ、ロシア語: Мариуполь マリウーパリ)は、ウクライナ東部のドネツィク州にある都市である。

交通輸送の中心地で、アゾフ海に面した港湾都市。カルミウス川の河口がある。

クリビイリフ鉄山とドネツ炭田が近郊にあり、工業都市として発展し、2つの大きな鉄鋼製造企業(イリーチ製鉄鉄工所とアゾフスタル)がある。また、冶金学の大学もある。

ソビエト連邦時代の1948年から1989年までは、アンドレイ・ジダーノフに因んでジダーノフ (Zhdanov) と呼ばれていた。住民はウクライナ人、ロシア人の他にはギリシャ系のポントス人が多く、2万人を超える。

2014年ウクライナ騒乱から続く混乱の中で、ドネツィク州の州都ドネツィクが分離・独立派に占拠された為、マリウポリは同州の臨時的な州都となったが[1]、その後、クラマトルスク(英語版)へ移転している[2]。政府軍・親衛隊と分離独立派による激しい戦闘の舞台となっており、多くの市民が犠牲になった。

ロシアによるクリミアの併合で、アゾフ海と黒海を結ぶケルチ海峡の両岸がロシア連邦の実効支配下に置かれた。アゾフ海を出入りする貨物船は、クリミア大橋建設に伴うサイズ規制や検査を受けるようになったうえ、2018年11月にはウクライナ艦艇がロシア国境警備隊に拿捕される事件が起き、保険引き受けが拒否されるようになった。マリウポリ港を利用していた工業地帯が親ロシア派に制圧されていた影響もあり、マリウポリの経済は大きな打撃を受けている[3]。

背景については「クリミア危機・ウクライナ東部紛争」を参照。 』