リトアニア大統領、「台湾」名称使用は過ちと表明

リトアニア大統領、「台湾」名称使用は過ちと表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB059BE0V00C22A1000000/

『バルト3国のひとつであるリトアニアのナウセーダ大統領は4日、同国に台湾の代表機関の開設を認めたことをめぐり、「台湾」という名称を使ったのは「過ちだった」と表明した。代表機関の設置自体は正しいとの認識を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

リトアニアは台湾との関係を強化しており、台湾の事実上の大使館となる代表機関を2021年11月に開設した。名称も欧州に置く代表機関で初めて「台北」ではなく「台湾」の表記の採用を認めた。中国はこれに猛反発し、リトアニアとの外交関係を格下げするなど、中国とリトアニアの関係は冷え込んでいる。

台湾外交部(外務省)の欧江安報道官は1月4日、リトアニア大統領の発言を受け、「中国が卑劣な手段でリトアニアに対し、圧力をかけている」と非難した。そのうえで「勇敢で毅然としたリトアニアが外部圧力に屈することがないように」と、国際社会にもリトアニアへの支持を呼び掛けた。

中国外務省の汪文斌副報道局長は5日の記者会見で、リトアニア大統領の発言について「間違いを認識したのは正しい一歩だ。だが、さらに重要なのは一つの中国に一つの台湾という誤った状況をただす行動をとることだ」と強調した。(佐堀万梨映)』