日台与党、経済安保で初の「2プラス2」

日台与党、経済安保で初の「2プラス2」
半導体供給網など協議
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA237SI0T21C21A2000000/

『自民党と台湾の民主進歩党(民進党)は24日午前、経済安全保障を巡る初のオンライン協議を開いた。先端半導体のサプライチェーン(供給網)強化などを話し合う。日台は国交がなく政府間の閣僚協議は難しい。双方2人の閣僚が参加する「2プラス2」の与党版を設けて連携策を議論した。

自民党は外交部会長の佐藤正久氏と経済産業部会長の石川昭政氏が出席した。台湾民進党は外交担当の羅致政立法委員、経産担当の邱志偉立法委員がそれぞれ参加した。

佐藤氏は冒頭、協議について「閣僚間2プラス2ができないことの代替機能がある」と説明した。羅氏は「具体的な成果を上げられるよう期待している」と語った。

両党は8月に外交・防衛政策の責任者による「2プラス2」形式のオンライン会議を開いた。佐藤氏や羅氏が出席し、急速に軍備を整える中国への抑止策に関し意見を交わした。新たに経済安保や貿易に焦点をあてて開催し、日台の関係を深める狙いだ。

台湾積体電路製造(TSMC)は11月、ソニーグループと共同で熊本県に新工場をつくると発表した。半導体の安定調達に向けた日台の協力が議題になる。台湾がめざす環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟もテーマになる。

台湾による日本産食品の輸入禁止措置も取り上げる。

自民党の外交部会は2月、台湾政策を検討するプロジェクトチームを設けた。政府に台湾への新型コロナウイルスワクチンを提供するよう求めた。日本は6月以降、合計で420万回分のワクチンを台湾に供与した。』