リビア大統領選、実施「不可能」 議会が表明

リビア大統領選、実施「不可能」 議会が表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22B7I0S1A221C2000000/

『【カイロ=久門武史】国が分裂状態のリビアで東部を拠点とする代表議会の委員会は22日、24日に予定していた大統領選が「実施不可能」と表明した。選挙手続きが整わない中で、2011年まで独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男らの出馬表明によって混乱に拍車がかかり、民兵による選挙妨害も懸念されていた。

大統領選は内戦後の和平に向けた一歩として国連などが実施を促してきた。代表議会の委員会は22日「技術的な面や安全面の報告を検討した結果、12月24日の選挙実施は不可能」とする書簡を議長に送った。新たな期日は示していない。選挙管理当局は22日、来年1月24日まで延期するよう提案した。

リビアではカダフィ政権崩壊後、民主化が混迷し内戦に陥った。東西の勢力が戦闘を重ねたが20年10月に停戦で合意し、国連の仲介で今年3月に発足した暫定統一政権の下で選挙実施を目指してきた。』