米国務長官、ミャンマーへの追加制裁検討

米国務長官、ミャンマーへの追加制裁検討
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM155030V11C21A2000000/

『【シンガポール=中野貴司】東南アジア歴訪中のブリンケン米国務長官は15日、訪問先のマレーシアで同国のサイフディン外相と会談した。会談後の共同記者会見でブリンケン氏は「ミャンマー国軍に圧力をかけるため、米国単独そして各国と共同で追加の措置を検討することは非常に重要だ」と述べ、追加制裁を検討する考えを示した。

ブリンケン氏は会見で「国軍のクーデターから10カ月がたつがミャンマーの危機は悪化し続けている」と指摘。特使の派遣などASEANがミャンマーに求めている5項目について「国軍も合意したはずで、履行する必要がある」と強調した。

米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が2022年前半に予定する対面形式の首脳会談でも、ミャンマー問題が主要議題の一つになるとの認識を示した。

米税関・国境取締局(CBP)はマレーシア企業の外国人労働者に対する強制労働を問題視し、ゴム手袋製品などの輸入を差し止めた。サイフディン氏はブリンケン氏とこの問題を協議したと話し、法改正などによって労働者の待遇改善を進めていると理解を求めた。』