ミャンマー国軍、ガス田収益に関心 日本政府など出資

ミャンマー国軍、ガス田収益に関心 日本政府など出資
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM16F0S0W1A211C2000000/

『【ヤンゴン=新田裕一】タイ国境に近いミャンマー東部のカイン州で、国軍と少数民族武装勢力の衝突が激化している。ミャンマー国軍が放ったとみられる砲弾がタイ側に着弾。タイ軍は17日、ミャンマーに対して威嚇射撃を行った。タイ政府関係者によると17日までにミャンマーの住民2500人以上がタイに越境避難しており、今後さらに増える見通しだ。

衝突したのはミャンマー国軍と、地元のカレン族の武装勢力である「カレン民族同盟(KNU)」の部隊。KNUは2月のクーデター以降、治安当局から逃れた民主派の議員や活動家を受け入れてきた。

現地報道によると14日、KNUの支配地域内にあるレイケイコー村を治安部隊が捜索し、民主派の議員ら30人以上を連行した。これを受け緊張が高まり、15日午前に戦闘が始まった。

KNUは長年にわたり国軍と衝突してきたが、2015年に停戦協定に署名していた。レイケイコー村は、タイに逃れた難民の帰還を支援するため、日本財団などの支援で新設された。

ミャンマー国軍は戦闘で迫撃砲を使っており、16~17日に一部がタイ側に着弾したもようだ。タイ軍関係者によると、領内への着弾に対する「通常のオペレーション」として17日に威嚇射撃を行ったことを明らかにした。ミャンマー国軍の基地などを標的にしたものではないという。』