中国新築住宅、主要都市8割超で値下がり 11月

中国新築住宅、主要都市8割超で値下がり 11月
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM14AAO0U1A211C2000000/

『【北京=川手伊織】中国国家統計局が15日発表した2021年11月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落した都市の数は8割超の59で、10月から7増えた。当局による不動産規制の修正で住宅ローンは増加したが、価格下落の流れは続いている。
新築物件の値下がり都市が増加するのは6カ月連続だ。前月比で上昇したのは9都市で、10月から4減った。横ばいは2都市で3減った。70都市の変化率を単純平均すると、0.3%の下落だった。3カ月連続でマイナスとなった。

都市別に見ると、北京、上海、広州、深圳の「1級都市」のマンション価格は平均で前月と横ばいだった。省都クラスの「2級都市」は0.4%、それ以下の「3級都市」は0.3%それぞれ下落した。

取引価格が比較的自由で市場の需給を反映しやすい中古物件では、全体の9割に相当する63都市で価格が下落した。10月より1減った。値上がりは3都市にとどまった。単純平均した下落率は0.4%で、4カ月連続で前月を下回った。

中国人民銀行(中央銀行)は13日、11月末時点の住宅ローン残高が1カ月で4013億元(約7兆1400億円)増えたと発表した。増加幅は10月より532億元多く、2カ月連続で拡大したが、マンション価格への影響は今のところ限定的だ。』