トルネードはどのように生まれ、なぜアメリカを襲うのか?

竜巻のできる仕組み
https://www.jma-net.go.jp/sendai/knowledge/kyouiku/yoho/trnd.pdf

※ 一般的な、「竜巻発生のメカニズム」は、こういうものだ…。

※ 局所的に、大気のバランスが崩れ、「上昇気流」が発生する…。

※ そこへ、その「生じている上昇気流」に向かって、「横風」が吹く…。

※ ある一定の条件が揃うと、その「生じている上昇気流」は、「くるくるっと、渦を巻いて、周囲の大気を巻き込んで」、「大規模な渦を巻いた上昇気流」へと変化する…。

トルネードはどのように生まれ、なぜアメリカを襲うのか?
https://logmi.jp/business/articles/135540

『我々は本当に知るべきことを知りません。科学者は新たなトルネードの発生源を、ロッキー山脈とアパラチア山脈の間の平原に発見しました。晩春から初夏が、トルネードがもっとも発生しやすい環境であることもわかっています。

発生しやすい環境要因としては、大量の湿気が低く留まることです。アメリカには湿気を含んだ空気がメキシコ湾から運ばれてきます。大陸に運ばれた湿気は低地に留まり、太陽で温められます。湿気は南西の砂漠からくる暖かい空気層に押さえつけられ、上昇し雲を形成することができません。この「コンベクションキャップ」と呼ばれる乾燥した暖かい空気の層が、沸騰したお湯を閉じ込める鍋の蓋の役割をします。水蒸気は上昇することができないんです。

コンベクションキャップの上では、ロッキー山脈から冷たい空気が流れ込みます。暖かな空気は上昇し、冷たい空気は下降するようになります。』

『そしてコンベクションキャップは弱まり、エネルギーが蓄積されます。トルネード発生に必要なのは、高気圧の湿気を急激に上昇させるトリガーです。トリガーは寒冷前線の場合もあれば、低地での収束風の場合もあります。いずれにせよ、トリガーによりキャップが取り除かれると、時速160キロメートルの突風が発生します。そして空気は舞い上げられ、回転を始めます。

ほとんどのトルネードは、スーパーセル型雷雨から生まれます。メソサイクロンと呼ばれる繰り返し上昇する巨大な対流嵐です。

暖かな空気が急激に上昇すると、パワフルで不安定な上昇気流が発生します。高さ1万5,000メートルに達する嵐がたった数分で発生するんです。我々は上昇気流と、直径2~6マイルにもなるメソサイクロンの複雑な関係性を解明中です。

わかっているのは、上昇気流が続き、メソサイクロンの中央の渦が固まることでトルネードが発生するということです。内側と外側の風のバランスが保たれれば、漏斗雲が発生することもあります。』

『アメリカ中央部が完璧なトルネードの発生源になる理由は2つあります。ひとつは、赤道から北緯30~50度の中緯度では、空気の流れるスピードと方向がまちまちになることです。すると、スーパーセルが回転を始めるのです。

2つめの理由は、トルネードアレイ(注:竜巻が頻発するアメリカの地域の俗称)の地形のユニークさです。赤道付近で湿気を含んだ空気が流れ込む場所、そして、トリガーとなる寒冷前線を発生させる、南北に連なった山脈がある場所は他にありません。

つまりオクラホマ、テキサス、カンザス、ミズーリ州はトルネードの発生源になるんです。自然の驚きと脅威と言わざるを得ませんね。』

※ アメリカの場合、大規模な「トルネード」に見舞われるのは、その「地形」が原因となっている…。

※ イメージ的には、西にロッキー山脈、東にアパラチア山脈、その間が平坦な「大平原」という地形になっている…。

※ 南に向かって、「口を開けている」ような地形になっているんで、南のメキシコ湾のほうから、暖かく湿った大気が、流れ込み易い地形になっている…。

※ そうした「流れ込んだ大気」が「上昇気流」を形成しているところへ、西のロッキー山脈降ろしの「冷たく乾いた大気」が「横風」となって「吹き付ける」と、その「大規模上昇気流」は、「渦を巻いて」、大規模「トルネード」へと発展する…。

※ 平坦な「大平原」だから、遮る(さえぎる)地形は、「何もない」…。ずっと北のカナダ国境の方まで、移動したりすることになる…。

※ その間、「渦を巻いた上昇気流(トルネード)」は、周囲のものを巻き込んで、移動していくから、「大被害」となる…。

How Do Tornadoes Form? | The Science of Extreme Weather
https://youtu.be/wUNAXGSWVv4