なぜ三重県の神主はこう言わなかったのだろうか。

なぜ三重県の神主はこう言わなかったのだろうか。――「その200円のお賽銭は、わたしがあげたのです。四十郎さん、なぜ貴方は、ここにあるいちばん価値のあるものを持って行かれなかったのですか?」
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『ミリエル司教のたった一言の中に、作者ユゴーは、《銀の燭台などよりも、キリストの教えの方が数万倍も価値がある》と示唆させた。荒んだ心の持ち主ヴァルジャンはその意味に気づいたのでハッとして、46歳にして改心するのである。人々を助けるために余生を生きなければならない、と。

 ここは、邦訳ではちっとも伝わらない機微だろう。』