英「自由への攻撃、団結して対応」 G7外相会合開幕へ

英「自由への攻撃、団結して対応」 G7外相会合開幕へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1106N0R11C21A2000000/

ウクライナ危機など討議 ASEAN参加、10日開幕―G7外相会合
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120900840&g=int

 ※ 従来からのG7外相たちは、対面での参加のようだが、初めて招待されたアセアン各国の外相たちは、オンライン参加となったようだ…。

 ※ 「オミクロン怖い…。」を言い訳に、「米国寄り」ととられることを、避けた節もある…。

『【リバプール(英中部)=中島裕介】日米欧の主要7カ国(G7)の外相会合の討議が11日から英中部リバプールで本格的に始まる。ウクライナへの軍事侵攻の懸念があるロシアや覇権主義を強める中国への対応が議論の柱となる。議長国を務める英国のトラス外相は声明で「民主主義国家は自由を損なおうとする攻撃者に、団結して立ち向かう」と表明した。

日本から林芳正外相が出席する。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国も初めてオンライン主体で参加。韓国やオーストラリア、インドの外相も加わる。中国の台頭と経済成長の両面で欧米諸国の関心が高まるインド太平洋地域の各国を、民主主義陣営に引き込む狙いがある。

11日はG7メンバーで国際情勢や世界的な懸案について議論する。英政府はウクライナ国境で軍備増強を進め、同国への侵攻が懸念されるロシアへの対応を主要テーマに据える。実際に軍事侵攻した場合の制裁に関しても話し合い、「いかなる侵略も深刻な結果をもたらす」(英外務省)とのメッセージをロシアに打ち出したい構えだ。

中国に関しては2022年2月の北京冬季五輪への外交ボイコットの対応が議題になる見通し。すでに実施を決めた英米やカナダと、慎重姿勢を示すフランスやイタリアなどの間で見解が割れる可能性もある。このほか中国の軍事侵攻の懸念がある台湾情勢や、支援先に多額の借金を強いる中国のインフラ外交への対抗策も話し合う。

トラス氏は11日の声明で米国を中心とする国際秩序を攻撃する国々を「aggressors」と表現。正式な外交文書ではあまり使わない「侵略者」とも訳される強い言葉を使い、こうした勢力に対抗して「自由と民主主義を守る」必要性を訴えた。特にウクライナ情勢の渦中にあるロシアを強く警戒する。そのほか中国やイランも念頭に置いているとみられる。

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『【ロンドン時事】先進7カ国(G7)の外相会合が10日、英中部リバプールで3日間の日程で開幕する。ウクライナ危機やアフガニスタン情勢、新型コロナウイルス禍からの復興などが主要議題となる。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国が初めて招待されており、台頭する中国を念頭に、インド太平洋での関係強化が話し合われる見通しだ。

「自国の安全守る権利ある」 ウクライナ情勢でロシア大統領

 本格討議は11日からで、G7外相が同日は安全保障問題を中心に協議。翌12日は開発担当相を交え、途上国の開発支援などが議論される見込みだ。最終日に英国が議長声明を発表する方向。日本の林芳正外相が出席すれば就任後初の外遊となる。

 ロシアが国境に軍を集結させ緊迫するウクライナ情勢をめぐり、G7は対ロシアで共同歩調を確認するとみられる。ロシアへの経済制裁についても話し合うもよう。

 G7は6月の首脳会議で、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の維持を重視する立場を表明。外相会合ではASEANの重要性を強調し、対中政策を含めた連携拡大を目指す。

 会合では、米英やカナダなどが実施を決めた北京冬季五輪の「外交ボイコット」も取り上げられる可能性がある。カナダのジョリー外相は8日、態度を表明していない国に追随を促す考えを示した。

 各国に感染が広がっている新型コロナの変異株「オミクロン株」への懸念から、当初、大半が対面参加の予定だったASEANの加盟国は相次ぎオンラインでの参加に切り替えた。国軍がクーデターで実権を掌握したミャンマーについては、オンラインも含めて参加が認められていない。 』