米、中国センスタイムへの投資禁止へ 人権侵害で

米、中国センスタイムへの投資禁止へ 人権侵害で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1104W0R11C21A2000000/

『【ワシントン=鳳山太成】米財務省は10日、中国の画像認識大手、商湯集団(センスタイム)への米国人による証券投資を禁じると発表した。同社の顔認証技術が中国の少数民族ウイグル族を監視し、人権侵害に使われていると問題視した。

証券投資を禁じる中国企業のリストにセンスタイムを加えた。規制は2022年2月8日以降に発効する。

センスタイムは12月17日に香港取引所への上場を予定する。米国の規制が上場計画に影響を与える可能性がある。同社にはソフトバンクグループ傘下の「ビジョン・ファンド」が出資している。

米商務省は19年10月、安全保障上問題がある企業を並べた「エンティティー・リスト」にセンスタイムを追加して事実上の禁輸措置を課した。証券投資も禁じることで同社への制裁を一段と強める。

バイデン政権は6月、通信など59社の中国企業への証券投資を禁じると発表した。軍事開発だけではなく人権侵害に関わる企業も対象に加えたリストをつくり、資金の流れを阻止する狙いだ。

財務省はこのほか、中国やロシア、ミャンマー、北朝鮮など個人15人と10団体に制裁を科すと発表した。ウイグル族の弾圧など人権侵害に加担したとして資産凍結などの措置をとる。

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