米、カンボジアに輸出規制 中国軍の影響拡大を問題視

米、カンボジアに輸出規制 中国軍の影響拡大を問題視
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN090BS0Z01C21A2000000/

『【ワシントン=鳳山太成】バイデン米政権は8日、カンボジア政府による人権侵害や汚職を理由に同国への輸出規制を厳しくすると発表した。中国軍の影響拡大も問題視した。軍事転用の可能性があるハイテク製品の輸出を規制する。

商務省はカンボジアを武器禁輸国に分類し、ハイテク製品の輸出審査を厳しくする。軍事用途や軍事関係者への輸出は事実上認めない。

国務省はカンボジアへの武器輸出を禁じる。米国はカンボジアへの武器供与国ではないため、象徴的な措置となる。

レモンド商務長官は声明で「汚職や人権侵害に厳しく対処し、地域と世界の安全保障を脅かす中国軍の影響を減らすようカンボジア政府に促す」と述べた。

カンボジアは中国との関係が深い。中国がカンボジア南西部にあるリアム海軍基地の拡張を支援していると指摘されている。米国は中国が同基地を軍事利用することへの警戒を強めている。

商務省は中国の人権侵害を理由に中国企業に禁輸措置を科すなど、経済制裁を活用して圧力を強めている。』