ストラテジーペイジの2021-12-8記事
https://st2019.site/?p=18086
『なぜプーチンは2022年の1月か2月、すなわちよりによって厳冬期に、ウクライナで戦争を起こすだろうと見られているのか?
それは、ウクライナ市民が生活の頼りとしている燃料である、天然ガスのパイプラインをカットするのに、とても都合がよいシーズンだからである。
以前であったら、ウクライナ行きのガスを止めると、その先の西欧へもガスは行かなくなり、西欧諸国をまとめて敵に回してしまうおそれがあった。
しかしこのたび、北海海底パイプラインが完成したことから、プーチンは、ドイツへのガス供給は継続したまま、ウクライナに対してだけ、ガス供給を止めてやることが可能になったのである。
露軍の侵攻は、50個の大隊(諸兵科連合の独立作戦単位)により、国境の各所から一斉になされるであろう。 ただし攻勢は3日しか続かない。それ以上の補給力を、今のロシア陸軍は、持っていないのだ。』