恒大集団、正式に破綻。

恒大集団、正式に破綻。
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/27625138.html

『12月3日、恒大集団は、正式に香港証券取引所に書類を提出し、債務の返済が不可能であると広告しました。事実上のディフォルトです。これに対して、広東省の政府は、特別チームを派遣し、事態の収集に乗り出します。

恒大集団の場合、中国国内のみならず、海外からも借金していて、本来11日1日が利払いの期限だったのですが、30日猶予ルールで、12月の返済期限のギリギリになってギブアップしたものと思われます。中国国内の借金でしたら、共産党の強権で、どうにかできたのでしょうが、外国からの借金は、そうはいきません。しかも、借金する時に、複数の金融機関から借金していて、そのうち一件でも返済に滞った場合、その時点ですべての返済を一括で行うという特約も付いていました。つまり、期限を迎えた借金の利払いだけでは、済まないのです。

今現在、恒大集団が抱えている建設プロジェクトは、800あって、現在の財務状況だと止まる可能性が高いです。その場合、自動的に不良資産になって、販売も引き渡しもできなくなります。広東省は、恒大集団が広告してから、1時間後に特別チームの派遣の声明を出していて、ある意味予定されていた処置であったと思われます。会長の許家印氏は、広東省政府に呼び出されて、事情聴取を受けているようです。

現在の状況は、当事者である恒大集団が、債務不履行を出して、バンザイしている状態で、これに対して、共産党政府がどうするかで、完全に破綻させるのかどうかが決まります。政府主導の整理という形で、組織としては潰さず、軟着陸の道を探る可能性も考えられます。中央銀行が広東省政府を支持しているので、その可能性が無いわけではありません。

とにかく、確実に言えるのは、もう創業者と会社の問題ではなく、行政の問題に切り替わったという事です。直近の8240万ドルの外国からの借金を返済できないと、まとめて190億ドルの返済が迫られます。また、バランスシートに無い隠れ借金も、相当にあるはずで、ゴールドマン・サックスが予測するところでは、1兆元の借金があると言われています。正規の融資ではないので、利率が20%とかの異常な借金ですね。

恒大集団の事実上の破綻によって、40年続いた中国の成長モデルは終焉を迎える事になります。 』