中国首相「預金準備率、適時引き下げ」 景気減速に対応

中国首相「預金準備率、適時引き下げ」 景気減速に対応
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM040LD0U1A201C2000000/

『【北京=川手伊織】中国の李克強(リー・クォーチャン)首相は3日、中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行から強制的に預かるお金の比率を示す預金準備率について「適時引き下げる」と述べた。コスト高や景気減速で収益の悪化が続く中小零細企業の資金繰りを支援する狙いがある。

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事とのオンライン協議で明らかにした。中国経済は「複雑な環境と新たな下押し圧力に直面している」と言及した。緩和的な金融政策を継続し「資金調達コストを安定的に引き下げていく」と強調した。

中国は7月に預金準備率を0.5%下げた。準備率を下げると市中銀行が人民銀行に預けるお金が減り、貸し出しなどに回すお金が増える。人民銀行によると、7月の引き下げで計1兆元(約18兆円)の長期資金が市場に放出された。』