〔ダニング・クルーガー効果〕

〔ダニング・クルーガー効果〕

根拠なき自信を語る部下 使い方次第では宝にも第24回 ダニング・クルーガー効果
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO44234200W9A420C1000000

 ※ 今日は、こんなところで…。

『私には私のやり方がありますから

皆さんの周りに「根拠なき自信」を抱いている人はいないでしょうか。できもしない癖に、「私だってあれくらいの仕事は……」と大きなことを言う。その癖、ちっともやろうとせず、「なぜやらないか」の言い訳ばかりがうまい。

しびれを切らしてアドバイスすると、「私には私のやり方がありますから」と言って聞く耳を持たない。揚げ句の果てに、うまくいかないことはすべて人のせいにする。そんな人はいませんか?

自分の力量や特質を正しく把握できなければ、能力向上のスタートラインにも立てません。能力と自信とのギャップがどんどん広がり、せっかくの成長の芽をつんでしまいます。若い人に多く見られるのが残念でなりません。

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では、どうして能力が低いのに、自信だけが過剰なのでしょうか。本人の性格や育ち方もありますが、それだけではないのが人間の面白いところです。

原因を探るために、一つ皆さんに質問したいことがあります。自分の仕事の能力は、平均以上だと思いますか?

この質問、何度か企業研修などで試してみたのですが、なんと7~8割の人が「イエス」と答えるのです。そんなのあり得ませんよね。単純に考えれば、イエスとノーで半々になるはずですから。

つまり、人は誰しも、自分の能力を過大に評価する傾向があるのです。しかも、能力が低い人ほど、その傾向が強いというから驚かされます。

イグノーベル賞を受賞した心理法則

そのことに気づいた心理学者のD.ダニングとJ.クルーガーは、学生たちに実験をしてみました。ユーモアのセンスや論理思考を問う問題を出し、それぞれ自己評価をしてもらいました。その後で、「あなたのレベルは、同世代の人と比較して、どのあたりのポジションにあると思いますか」と尋ねたのです。』

『すると、成績が悪い学生ほど自分の順位を高く見積もりました。成績がよい学生は正しく、もしくはわずかに低く見積もるという傾向が見られました。これを、発見者の名前を取って「ダニング・クルーガー効果」と呼びます。2000年のイグノーベル賞を射止めた心理法則です。

さらに二人は、「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」(Wikipedia、以下同様)も調べました。その結果、能力が低い人間には、「自身の能力が不足していることを認識できない」「自身の能力の不十分さの程度を認識できない」「他者の能力を正確に推定できない」という特徴があることが分かりました。

つまり、自分や周囲を俯瞰(ふかん)的に見る、「メタ認知」ができないわけです。身も蓋もない言い方をすれば、能力が低い人は、その低さゆえに、自分を客観的に見る力すらない。だからこそ能力が低いわけです。

逆に、能力が高い人はメタ認知ができるので、「自分ができた課題くらい、他人もできるだろう」と推測したわけです。さすが、優秀な人は自分をわきまえていますね。

無知を知る勇気を持つ

ダニング・クルーガー効果から抜け出すには、一体どうしたらよいのでしょうか。

一つは、当たり前の話ですが、客観的な評価に触れる機会を増やし、自分の認知のゆがみを正すことです。2人の研究でも、「その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自分の能力の欠如を認識できる」ことが分かっています。

その時に大切なのは、自分の無知や無能を素直に受け入れることです。背伸びをするのを止めて、分からないものは分からない、できないものはできないと。

無知や無能は決して悪いことではありません。伸びる余地がある証だからです。失敗にしても、途中で諦めなければ、成功への一里塚です。そんな風にポジティブに考えれば、都合の悪い評価も受け入れやすくなります。

もっと言えば、自分の無知を知っているというのは素晴らしいことです。かの有名な哲学者ソクラテスは、自らの無知を自覚することが真の知に至る道だと説きました。無知を知らないほうが、よほど恥ずかしいことなのです。』

『加えて、自分の認識に対して、「間違っているかもしれない」「他の考え方もあるかもしれない」と、常に疑いの心を持つことも大事です。「○○の視点で見たらどう見えるか」と時間・空間・人物をずらして考えるのもよい方法です。さらに知りたい人は批判的思考(クリティカル・シンキング)を勉強することをお勧めします。

時には根拠なき自信も必要

とはいえ、ダニング・クルーガー効果は悪い面ばかりではありません。程度にもよりますが、自己評価を盛り気味にすれば、自尊心を高められるからです。自信を持って行動できるようになり、やる楽しさも増します。

そのおかげでよい結果がでれば、さらに自信が高まります。そうやっているうちに、自分の実力と認識のズレがなくなる可能性があります。

また、「根拠なき自信」があるからこそ恐れを知らずチャレンジできる、とも言えます。「分相応の実力をつけてから」「私はまだ半人前なので」なんて言っていると、千載一遇のチャンスを逃してしまいかねません。

第一、未知の領域の仕事にチャレンジするときは、多かれ少なかれみんな実力不足です。それどころか、これからどんな知識や能力が必要になるかも分かりません。後で振り返ると、自分の無知さ加減にゾッとするくらいです。

どうせ、無知や無能は、やればすぐに痛いほど知らされます。勝負はそこからであり、事前の自己認識は大した問題ではないのかもしれません。

大切なのは、「必ずできる」「どうにかなる」と根拠なき自信を持って一歩踏み出すことです。時には、ダニング・クルーガー効果を逆手に取るくらいの気概が求められているわけです。』

ダニング=クルーガー効果
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9D%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C

『概要

優越の錯覚を生み出す心理学的現象は研究によって、自らの能力の低さを認識することの困難さが過剰な自己評価につながる、認知バイアスの一形態であると認識された[1]。なぜ人間は自身の不得意を認識できないのか(2003年)といった認知的不協和に関する調査は、与えられた活動の評価基準の無知に由来する自己評価の誤りの多さを示している。自身の能力に対する過大評価の傾向は、読解や診療、自動車の運転、チェスやテニスの試合など様々な場面で見られた[2]。また、この効果を定義したデイヴィッド・ダニング(英語版)とジャスティン・クルーガー(英語版)によって2012年に行われた「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査によれば、能力の低い人間には以下のような特徴があることが分かった[3]。

自身の能力不足していることを認識できない
自身の能力不十分さ程度認識できない
他者の能力高さ正確推定できない
・その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。

2005年に執筆された自身の著書「Self-insight」の中で、ダニングは自己認識欠損の類推を「日常生活の病態失認(英語版)」に適用し、身体障害者が自身の身体能力の不全を否定、或いは認識しないといった認知バイアスが存在することを発見した。「あなたが無能なら、あなたは自分が無能であることを知ることはできない。正しい答えを生み出すために必要なスキルは、正解が何であるかを認識するために必要なスキルと同じである。」[4][5]

2000年、この効果を定義したデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーは、優越の錯覚を生み出す認知バイアスについて1999年に執筆された論文「Unskilled and Unaware of It」で、イグノーベル賞の心理学賞を受賞した[6]。 』

『研究

ダニングとクルーガーは、基礎心理学科の学生に対する優越の錯覚を生み出す認知バイアスについて、論理的推論における帰納的、演繹的、派生的な知的スキル、英語の文法、ユーモアセンスなどについての自己評価を調べることによって仮説を検証した。

自己評価のスコアが確定した後、学生達はクラスにおける自身の順位を推定するよう求められた。

有能な学生達は自身の順位を実際より低く評価したが、無能な学生達は自身の順位を実際より高く評価した。

これらの研究では、ユーモアセンス、文法知識、および論理的推論などのテストにおいてそれぞれ最も低い得点を記録した研究参加者は、それぞれ自身のパフォーマンスおよび能力を過大評価した。

ある研究参加者は12パーセンタイルのスコアにとどまったにも関わらず、62パーセンタイルに記録されたと誤った推測を行った[1][7]。

さらに、優秀な学生達は、自分達の能力を過小評価する傾向があった。

それは、自分達が容易に実行できたタスクは、他人にとっても実行は容易であると誤って推測したからである。

優秀でない学生達は、不足していたスキルの最小限の指導を受けたことで、指導によって得たスキルの客観的な改善とは無関係に、自身のクラスでの順位を正確に判断する能力を向上させた[1]。

2004年に行われた研究「読心術とメタ認知」では、優越の錯覚を生み出す認知バイアスの前提を、被験者の他者に対する感情的感受性をテストするために拡張した[8]。

2003年に行われた研究「自己評価に対する自己観の影響」では、外部の手がかりの影響を受けたときの参加者の視点の変化が示された。

この研究は地理学の知識のテストを通した研究であり、いくつかのテストは参加者の自己観に積極的に影響を与えることが意図されており、あるものはそれを否定的に影響することが意図されていた。

その後、参加者が自身のパフォーマンスを評価するよう求められると、肯定的な影響を与えるテストを受けた参加者は、否定的な影響を与えるテストを受けた参加者よりも優れた評価を下した[9]。 』

『歴史

為政
子曰:「由,誨女知之乎!知之爲知之,不知爲不知,是知也。」〈子曰く、由(ゆう)汝に之れを知るを誨(をし)へんか、之れを知るは之れを知ると爲し、知らざるは知らずと爲せ、是れ知るなり。〉
孔子, 『論語』

この効果が正式に定義されたのは1999年であるが、優越の錯覚を生み出す認知バイアスが存在することは、歴史を通じて古くから言及されている。

東アジアには「夜郎自大」という四字熟語がある。

古代中国の思想家孔子は 「真の知識は、自分の無知さを知ることである[2]」と語り、古代ギリシアの哲学者ソクラテスは「無知の知」について語っている。

他にはイングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアは「愚か者は自身を賢者だと思い込むが、賢者は自身が愚か者であることを知っている[11]」(自身が作成した喜劇『お気に召すまま』より)、

生物学者のチャールズ・ダーウィンは「無知は知識よりも自信を生み出す[1]」、

哲学者で数学者のバートランド・ラッセルは「私達の時代における苦しみの一つは、確信を持っている人間は愚かさに満ちており、想像力理解力を持っている人間は疑い執拗さに満ちていることだ[12]」と、

それぞれ語っている。 』

 ※ 「一文は、無文の師」(石舟斎遺訓)も、付け加えておこう…。

英MI6長官「中国、世界で大規模なスパイ活動」

英MI6長官「中国、世界で大規模なスパイ活動」
アフガン情勢、情報機関の過失否定
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR30DB70Q1A131C2000000/

『【ロンドン=中島裕介】世界有数の情報機関として知られる英秘密情報部(MI6)のムーア長官は11月30日に演説し、中国の秘密情報機関について「非常に高い能力を持ち、英国をはじめ世界の同盟国や友好国に大規模なスパイ活動を続けている」と語った。中国が必要に応じて武力などで強制的に台湾統一を果たそうとしているとの見解も示し、「世界の平和と安定への深刻な挑戦だ」と警戒感を示した。

演説は英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)で行われた。秘密主義で知られるMI6のトップが公開の場でスピーチするのは異例で、中国が切迫した脅威であることを強く訴える狙いがあったとみられる。

ムーア氏は演説で中国、ロシア、イラン、国際テロ組織の脅威を機密情報部門の懸念事項である「ビッグ4」と名付けた。中国の南シナ海での海洋進出などの行動を念頭に「共産党の指導部は、安全保障を理由に大胆で断固とした行動を一段と好むようになっている」と指摘。「『力を隠して時を待つ』という鄧小平時代は終わった」と語った。

ムーア氏はデジタル空間で無警戒に他国からのアクセスを許すと、中国に重要な情報を抜き取られたり、自国で制御できなくなったりするリスクがある点に言及した。これに先立ち出演した英BBCラジオ番組ではこれを「データのわな」と呼び、開発投資の過程で途上国に借金を強いる「債務のわな」と列挙して、警戒を呼びかけた。

演説では米中間で偶発的に軍事衝突が起きるリスクにも言及した。ムーア氏は中国が米国の対中強硬政策を過小評価していると指摘したうえで「中国の自信過剰による誤算のリスクは現実的になりつつある」と述べた。

中国が国民への監視体制を強め、それが新疆ウイグル自治区での100万人のイスラム教徒への人権侵害につながっているとの見解も示した。「こうした監視と制御の技術が、中国から他国の政府に輸出されている。権威主義的な制御の網の広がりは心配だ」とも語った。

イランに関しては「敵対国や欧州、北米の国にも使うサイバー技術を駆使して、反政府関係者を暗殺するプログラム」を持っているとの分析を明らかにした。イスラム主義組織タリバンによるアフガニスタン制圧については「世界の(テロ組織の)過激派の運動に士気の向上をもたらした」と懸念を表明した。

英国は米豪カナダ、ニュージーランドとともに機密情報を共有する5カ国の枠組み「ファイブ・アイズ」の中心メンバーで、9月には米豪との新たな安保協力の枠組みも立ち上げている。MI6長官の異例の演説には、同盟国と対中政策における連携をさらに進めるための世論対策の側面もある。

欧米の情報機関高官による批判に対し、中国側は反発を強めている。中国外務省の汪文斌副報道局長は1日の記者会見で「中国が大規模なスパイ行為を行ったという説は全くのでたらめだ」と強調した。』

豪が原潜配備計画、査察除外申請へ 核不拡散体制に影

豪が原潜配備計画、査察除外申請へ 核不拡散体制に影
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM06BMD0W1A001C2000000/

『オーストラリア政府が9月に決定した将来の原子力潜水艦配備方針が世界の核不拡散体制を揺らしている。同国は国際原子力機関(IAEA)に核査察などの適用除外を申請する見通しだが、周辺国は核拡散への懸念を示す。中国は核兵器転用の恐れがあると主張、原潜配備に向けた米英との協力停止を求めている。

「参加国が原潜事業を放棄すべきという結論を出すことを期待する」。ロシアの在ウィーン国際機関代表部、ミハイル・ウリヤノフ氏は11月26日のIAEA理事会で米英豪が進める原潜計画について核不拡散上の懸念があると指摘、停止を求めた。

事実上の反対を突きつけるのはロシアだけでない。10月には中国がIAEAに書簡を提出し「核物質が豪州によって核兵器製造に転用されない保証はない」と主張、IAEA全加盟国が参加できる特別委の設置を提案した。豪側は「本質的でない問題を提起し、政治化しようとする試み」と反論した。

豪州を含む約190カ国・地域が加盟する核拡散防止条約(NPT)は非核兵器保有国が核兵器を製造・保有することを禁じる。さらに非保有国が平和目的で使用する核物質を軍事転用しないよう、IAEAの査察官が保管場所や量を点検できる「保障措置」を受け入れることを義務付ける。中国は原潜の核物質には、保障措置が効果的に適用できないと指摘した。

現在、原潜を配備するのは6カ国。NPTが核兵器保有を認める米英仏中ロと、NPT非加盟で核兵器保有を宣言しているインドだ。豪州は非核兵器保有国かつNPT締約国として初めて原潜を配備する国となる可能性が高い。

豪州は9月に米英と共に安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」創設を表明した。両国の支援を受け原潜を配備し、軍拡に走る中国への抑止力を強める。原潜は動力に核兵器への転用が可能な高濃縮ウラン(HEU)を利用するとみられ、NPT体制下での管理が課題になる。

豪州は原潜配備とNPT体制の両立に向け、IAEAとの協議でNPTの根拠規定を足がかりにする方針だ。NPT締約国の非核兵器保有国は平和的に利用する核物質への査察を柱としたIAEAとの包括的保障措置協定を締結する必要がある。

同協定には核兵器に転用しないことやIAEAと取り決めを結ぶことを条件に、軍事が念頭の「非平和的」活動に使われる核物質への査察を一時停止できる規定がある。

豪原潜は、HEUを使えば就役中の燃料交換が不要だ。専門家は豪州がHEUを原子炉に密閉して米英から輸入し、原潜退役後は核兵器保有国でIAEAの査察対象外である両国に返却するとみる。

豪州はNPT体制の「優等生」とされる。IAEAとの包括的保障措置協定を率先して受諾し、1997年にはより厳しい措置がある追加議定書も他国に先駆け締結した。核兵器の非保有方針を貫いても、原潜配備へのIAEA査察の適用除外が核拡散へのアリの一穴になる懸念は残る。

原潜はイランなども配備を検討中とされる。日本国際問題研究所軍縮・科学技術センター所長の戸崎洋史氏は「豪州が保障措置の適用除外を受けられるなら、他国も認められるべきとの主張は出てくる」と強調。豪州はIAEAと適用除外の範囲等で厳格な取り決めを結ぶべきだと指摘する。

中国は周辺国が抱える核拡散の懸念をあおり、米豪が対中包囲網の構築に向け連携をめざす東南アジア諸国連合(ASEAN)への働きかけを強める。

習近平(シー・ジンピン)国家主席は11月22日のASEAN首脳とのオンライン協議で米英など他の核兵器保有国に先んじて「東南アジア非核兵器地帯条約」に署名する意向を示した。

同条約はASEAN10カ国が批准し域内での核兵器開発や配備などを禁じる内容だ。豪州の原潜保有は地域の軍拡競争を招くと批判するインドネシア政府内には条約を盾に領海内で豪州の原潜航行を認めないとの議論も出ている。

(シドニー=松本史、ジャカルタ=地曳航也)

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渡部恒雄
笹川平和財団 上席研究員
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分析・考察

豪州の原子力潜水艦配備決定の前から、世界の核不拡散体制は大きく停滞し綻びをみせています。

それは、北朝鮮の核開発やイランの高濃度ウラン濃縮による核兵器開発への動きによります。

日本などの核兵器を持たない国が核保有国と共に核不拡散条約に加入して「不平等」を受けいれている理由の一つに、核保有国は核軍縮の努力をして最終的には核兵器を削減していくという目標を共有しているからです。

米国が呼び掛ける核兵器削減交渉に応じる気配がなく、北朝鮮の核開発阻止にそれほど熱心ではない中国が、NPT体制の「優等生」の豪州に対してこのような「キャンペーン」を行うことは自国の都合による戦略的なものという印象を受けます。

2021年12月1日 8:31

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青山瑠妙
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授
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分析・考察

他の核非保有国にとって前例となりうるため、オーストラリアの原潜計画は極めて重要な意味を持つ。

カナダ、韓国、ブラジルなども原潜計画を有しており、イランはすでにオーストラリアを前例にして自国の原潜計画を進めると発言している。

対中抑止戦略上の政策とはいえ、オーストラリアの査察除外申請は核不拡散体制に重大な影響をもたらしうることも考慮に入れ、慎重に進める必要がある。

2021年12月1日 10:20 (2021年12月1日 10:30更新) 』

日米訓練、対中国に力点 米原子力空母を公開

日米訓練、対中国に力点 米原子力空母を公開
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA295NZ0Z21C21A1000000/

『海上自衛隊と米海軍は30日、関東南方の太平洋を航行中の米原子力空母「カール・ビンソン」上での共同訓練の様子を記者団に公開した。日米は中国への軍事的対処を想定したとみられる内容で相次ぎ訓練している。今回の公開も中国への抑止力強化の意味を持つ。
海自は21日から米国、オーストラリア、カナダ、ドイツの各国軍とともに潜水艦への共同対処の大規模訓練を実施した。海自の艦艇20隻、航空機40機と米空母をはじめとする各国の艦艇が参加した。

最終日の30日には海自と米海軍の幹部、日米の報道陣が輸送機オスプレイでカール・ビンソンに乗り込んだ。海自の護衛艦「いずも」と並走する米空母から最新鋭戦闘機「F35C」2機が発進・着艦し、演習を締めくくった。

海自の湯浅秀樹・自衛艦隊司令官は艦上での記者会見で中国を念頭に「力による現状変更が行われているのをひしひしと感じる」と語った。「日米の強固な連携が地域の安定に貢献すると確信している」と強調した。

米第7艦隊のカール・トーマス司令官は「強い姿勢を示してくる相手を抑止するため、私たちの強さを見せつける。きょうは侵略する日ではないと思わせる必要がある」と話した。

米空母の艦内で記者会見する湯浅秀樹自衛艦隊司令官(右)とトーマス米第7艦隊司令官(左)=30日、関東南方の太平洋上

日米は中国を念頭に南シナ海や東シナ海での対潜水艦戦や離島奪還などの訓練を進めている。10月初旬には自衛隊が沖縄の南西海域で米空母「ロナルド・レーガン」や英空母「クイーン・エリザベス」と合同で訓練した。

中国軍は前後して延べ150以上の航空機を台湾の防空識別圏に進入させた。台湾に近い海域に3隻の空母が集まる異例の状況に反応したとの見方が多い。

米軍が今回カール・ビンソンを公開したのも軍事力や多国間の連携を中国に示す意味が大きい。航空機が離着艦できる空母の存在は強い抑止力になる。

海自は11月には南シナ海で米海軍と初の対潜戦訓練を実施した。南シナ海は中国が「核心的利益」と位置づけて重視し、米軍に対抗する戦力として潜水艦を配備する。
米空母「カール・ビンソン」の甲板(30日、関東南方の太平洋上)

航空自衛隊は11月、沖縄県尖閣諸島に近い宮古島と石垣島北方の海空域で捜索救難訓練を開いた。陸上自衛隊は25日、海自と共同で鹿児島県種子島で離島奪還訓練を実施した。尖閣諸島周辺での訓練や離島奪還という内容は中国へのメッセージとなる。

一方で中国軍は10月にロシア軍と艦隊を組み、日本列島の周囲を一周した。11月には中ロの爆撃機が東シナ海や日本海上空を共同飛行した。

抑止力を強化すれば相手の対抗策はエスカレートしやすい。安全保障上、逃れられないジレンマとされる。』

むつ (原子力船)

むつ (原子力船)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%80%E3%81%A4_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%88%B9)

 ※ まあまあ、いつもの話しだな…。

 ※ 全く、「サイエンス的な知識」が無いのに、「騒ぎ立てる」…。

 ※ 福島原発事故でも、散々目にした「事象」だ…。

『記事閲覧前の注意

この記事内に「放射線漏れ」という単語があるが、これは「放射能漏れ」とは全く異なる事象なので注意を要する。

当該事象の違いを十分理解してから、本記事を閲覧する事をお勧めする。』

『概要

原子炉を動力源とする船は軍艦を除くと数少なく、ソ連の原子力砕氷船「レーニン」、アメリカの貨客船「サバンナ」、西ドイツの鉱石運搬船「オットー・ハーン」に続く世界でも4番目の船である。名称は一般公募から選ばれたもので、進水時の母港・大湊港のある青森県むつ市にちなむ。

1963年(昭和38年)に観測船として建造計画が決まり、同年8月に「日本原子力船開発事業団」が設立された[3]。1968年(昭和43年)に着工して翌1969年(昭和44年)6月12日に進水した。進水式には皇太子夫妻が出席し、美智子妃が支綱を切り、佐藤栄作首相らが拍手で送った[2]。「原子力船進水記念」の記念切手が発行される[4]など、当初の期待・歓迎は大きかった。

1972年(昭和47年)の9月6日にかけて、原子炉へ核燃料が装荷された。1974年(昭和49年)に出力上昇試験が太平洋上で開始され、8月28日に初めて臨界に達した[3]。

直後の9月1日、試験航行中に原子炉上部の遮蔽リングで、主として高速中性子が漏れ出る『放射線漏れ』が発生した[5]。

これは原子炉内の核燃料(放射性物質)が流出する『放射能漏れ』とは異なるが、マスメディアによって大きく報道された[6]。

このトラブルで帰港を余儀なくされ、風評被害を恐れる地元むつ市の漁業関係者[6]を中心とする市民が本船の帰港を拒否したため、洋上に漂泊せざるを得なかった。

1978年(昭和53年)に長崎県佐世保市への回航・修理が決まり、10月16日に到着。1980年(昭和55年)8月から1982年(昭和57年)6月末にかけて放射線の遮蔽性の改修工事が行われた[3]。1975年6月、当時の佐世保市長だった辻一三が「むつ」受け入れを表明し、地元経済界や佐世保市議会、長崎県議会もこれを支持したのは、経営不振に陥っていた佐世保重工業に工事を請け負わせることで救済する意図があったためとされる。佐世保重工は存続できたが、長崎県漁連や労働団体は反対し、入港する「むつ」を抗議船団が取り囲んだ[7]。なお、この件を報じた長崎新聞社(共同通信配信)の記事もタイトルの「放射線」を「放射能」と間違って記載している。

その後、長い話し合いの末、むつ市の陸奥湾側にある大湊でなく、下北半島の津軽海峡側に新母港として関根浜港を整備することが決定。「むつ」は1982年(昭和57年)8月にいったん大湊へ戻った後、1988年(昭和63年)1月27日に、港開きされたばかりの関根浜港に入港した。この間、原子力船研究開発事業団は日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)に統合され、政府は「日本原子力研究所の原子力船の開発のために必要な研究に関する基本計画」を策定した[3]。

1990年(平成2年)に、むつ市の関根浜港岸壁での低出力運転の試験と4度の試験航海、出力上昇試験と海上公試を実施。その結果、1991年(平成3年)2月に船舶と原子炉について合格証を得た。その後、1992年(平成4年)2月にかけて全ての航海を終了。解役に移り、1993年(平成5年)5~7月に使用済み核燃料が取り出され、1995年(平成7年)6月に原子炉室を撤去して、海洋科学技術センターに船体が引き渡された[3]。1年間の試験航海中、「むつ」は原子力で地球2周以上の距離を航行した。機関士として乗り組み、後に原子力機構青森研究開発センター所長に就いた藪内典明は、アリューシャン列島沖合の最大波高11メートルに及ぶ荒海でも操舵性は良く、急な加速・減速、前進・後退の切り替えにも問題なく反応したと回想している[6]。

船体はその後、機関をディーゼルエンジンに換装して、海洋科学技術センターの後身である国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「みらい」として運航されている。

なお、原子力船「むつ」の操舵室・制御室、撤去された原子炉室がむつ科学技術館(むつ市)で展示されている。稼働実績がある原子炉を一般公開しているのは世界唯一で、見学は鉛ガラス越しとなっている[6]。 』

『設計の安全性

設計の際にウエスティングハウス社へ確認を取り、高速中性子が遮蔽体の隙間から漏れ出るストリーミング現象が起こると指摘されていたが、反映されなかった[5]。

「むつ」は建造当時の大型タンカーが「むつ」の船腹に全速力で衝突しても、タンカーの船首が原子炉にまで到しないほどの強度設計がなされていた。また、「むつ」が万一沈没した場合は深海の圧力で原子炉格納容器が圧壊することがないよう、海水の圧力で早期に格納容器に海水を導入するよう設計されていた。

多くの商用原子炉では、安全のため緊急炉心停止の場合は、制御棒を駆動装置から切り離して炉心に落とし込む方法がとられているが、むつの原子炉ではバネの力で炉心へ押さえ込み、たとえ転覆しても制御棒が外部に抜けない設計がなされていた。 』

むつ科学技術館
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%80%E3%81%A4%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%A4%A8

ストラテジーペイジの2021-11-29記事

ストラテジーペイジの2021-11-29記事
https://st2019.site/?p=18007

『これまで米海軍のSSNは、燃料棒交換の時期が近づくと、退役させていた。というのも原潜の燃料棒交換作業はドックを何年間も占領して、コストは10億ドル近くかかるからだ。

 多くの場合、燃料棒が燃え尽きるまで運用することなく、まだ3年から10年は燃料がもつというあたりで、SSNを退役させてきたのである。

 再検討した結果、すくなくも5隻のロサンゼルス級SSNは、燃料棒を入れ替えれば現役復帰させるのにふさわしいコンディションであると判定された。

 ※この退役ロサンゼルス級に燃料棒を再装荷して豪州海軍へリースする案が米国内で浮上しているのかもしれない。英国は、そうさせたくないだろうが……。』

米軍機タンク、市街地に落下 青森空港に緊急着陸、滑走路閉鎖

米軍機タンク、市街地に落下 青森空港に緊急着陸、滑走路閉鎖
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021113001280&g=soc

 ※ いよいよ、きな臭くなってきたな…。

 ※ もう、「準軍事態勢」と言っていい情勢なんだろう…。

 ※ 米軍は、「即応態勢」取っていると見ていい…。

『30日午後6時すぎ、青森市の青森空港に米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機1機が緊急着陸した。防衛省によると、同機は着陸前、燃料タンク2本を上空から投下しており、1本は同県深浦町の市街地を通る国道上で見つかった。けが人など被害の情報はないという。この影響で同空港の滑走路は全面閉鎖され、民間機の発着ができない状態となった。

〔写真特集〕米空軍~イーグルにラプター、ファイティングファルコンも~

 青森空港管理事務所によると、緊急着陸した戦闘機はそのまま滑走路上に停止。民間機7便が欠航した。空港に米軍関係者が到着し状況を調べており、民間機の発着再開の見通しは立っていない。米軍側からは戦闘機に近づかないよう要請があったという。

 防衛省によると、燃料タンクは主翼の下に取り付けられたもので、深浦町内と岩木山の山中に投下された。山中の分は見つかっていない。緊急着陸時の火災などに備えた措置とみられる。

 県警鰺ケ沢署によると、午後6時半ごろ、通行人から「道路に燃料のようなものが落ちている」と通報があった。警察官が深浦町役場近くの国道上で、燃料のような液体と複数の金属製の物体が散らばっているのを発見。物体の表面には数字などが確認できたという。液体に引火した跡はなかった。

 現場はJR深浦駅から南に約400メートル離れた日本海沿いの国道上。周囲には町役場や民家、寺などが点在している。 』

米軍機緊急着陸で抗議へ 知事「大変遺憾」―青森
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120100445&g=pol

 ※ いやはや、のんきなものだ…。

『米軍の戦闘機が青森市の青森空港に緊急着陸した問題で、青森県の三村申吾知事は1日、記者団に対し、「大変遺憾だ。米軍や防衛省に抗議したい」と語った。

米軍機タンク、市街地に落下 青森空港に緊急着陸、滑走路閉鎖

 三村知事は開会中の県議会で事案を報告。米軍機の燃料タンクが市街地に落下したことを踏まえ、「一歩間違えれば大変な惨事になった」と話した。その上で「県民に大きな不安を与え、米軍の安全管理体制への不信感を増幅させる事案だ」として、米軍に事故原因の究明や再発防止を強く要請する考えを示した。

 防衛省は、鬼木誠副大臣が1日午後、同県深浦町の落下現場を視察し、同町役場や県庁を訪れ状況を説明すると発表した。

 青森空港は1日午前7時半、滑走路の運用を再開した。米軍機は滑走路から駐機場へと移されたが、引き続き空港内にとどまっている。 』

衆議院小選挙区「10増10減」が確定

衆院格差2.096倍に 区割り「10増10減」が確定―20年国勢調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021113001089&g=pol

衆議院小選挙区
「10増10減」が確定
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/73035.html

※ 「一票の格差是正」のために、人口減少地区の議員定数を減らして、人口増加地域の議員定数を増やす…、という話しなわけだ…。

※ しかし、上記画像で明らかなとおり、減少される山口、愛媛、岡山、滋賀の各県は、「自民党の独占地域」なわけだ…。

※ 減員となれば、「誰かを、公認から外す。」という話しになる…。

※ まあ、揉めるだろう…。「小選挙区から、比例区に回る。」とか、「コスタリカ方式(今回は、小選挙区だが、次回は比例区に回る。それを、交互に行う方式)」とかの話しも、出てくるだろう…。

※ その「先駆け」が、林現外相の「参院から、衆院への鞍替え」だ…。川村健夫議員は、引退に追い込まれた(息子の、公認確約とのバーター…、との噂がある)…。安部vs.林の激突となるわけだ…。

安倍元首相が怒り心頭! “天敵”林芳正氏の外相起用で「選挙区争奪戦」への危機感露わ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a89cd966463caca5914b60a305afad642f21daa8

『「山口県内では“林総理”への期待が強く、安倍さんは“過去の人”になりつつあります。今回の選挙でも、安倍さんは地元に張りついてガムシャラに選挙運動をやったのに前回から2万票も減らしている。ややこしいのは、次期衆院選から山口県の選挙区は定数4から定数3に1減になることです。恐らく、林さんの山口3区と安倍さんの山口4区が統合され“新3区”になるはず。安倍VS林の公認争いが勃発するのは間違いない。もし、2人とも無所属になってガチンコで戦ったら林さんの方が強いと思う。次回、安倍さんは選挙区を手放さざるを得なくなる可能性があります」(政界関係者)』

立民新代表に泉氏 党役員半数、女性を登用―共産との合意「存在せず」

立民新代表に泉氏 党役員半数、女性を登用―共産との合意「存在せず」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021113000740&g=pol

『立憲民主党代表選は30日、東京都内で開かれた臨時党大会で投開票され、決選投票の結果、泉健太政調会長(47)が逢坂誠二元首相補佐官(62)を破り、新代表に選出された。泉氏は直ちに党役員人事に着手。週内に骨格を固める。代表選で戦った3候補を起用するとともに、半数は女性とする方針だ。任期は2024年9月末まで。

立憲民主党、最大の弱点は「政策」にあり

 泉氏は、衆院京都3区選出で当選8回。旧国民民主党出身で国対委員長や政調会長を歴任。昨年9月の代表選で枝野幸男前代表と戦った。泉氏は先の衆院選敗北を受けた党勢の立て直し、来年夏の参院選への対応など、野党第1党の党首として重責を担う。

 泉氏は記者会見で、先の衆院選で共産党と合意した「限定的な閣外協力」に関し、「単に継続ではなく、党として総括しなければならない」と指摘。「衆院選に向けて交わしたもので現時点で何かが存在しているということでない」と述べた。参院選での野党共闘については「塊をつくるところを目指していく」と述べるにとどめた。

 これに先立つ代表選の演説で、参院選対策本部を設置する考えを表明。先の衆院選で惜敗した候補を年内に1次公認する方針を示した。

 泉氏はこの後のBS―TBS番組で、代表選の3候補を幹事長に起用するかを問われ、「可能性はある」と言及。世代交代に向け、若手を党役員に積極登用する考えも示した。
 代表選は、泉、逢坂両氏、小川淳也元総務政務官(50)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4氏によるポイント制で争われた。泉氏は1回目の投票でトップとなったが過半数に届かず、2位の逢坂氏との決選投票となった。 』

共産「赤旗」100万割れ 異例の“告白” 財政悪化で支援訴え
(2019.9.5)
https://special.sankei.com/a/politics/article/20190905/0003.html

 ※ 共産党の「党勢」は、こういうものだ…。

 ※ ここは、不思議なことに、「政党助成金」をもらっていない…。

 ※ キチンと「収支報告書」を、国に提出する必要があるわけなんだが…。

 ※ 何か、表には出せない「収入」があるのでは…、と勘繰られている…。

 ※ 共産党としては、立民に「抱きついて」、あわよくば「資金援助」を受けたいと考えているんだろう…。

『共産党の財政を支える機関紙「しんぶん赤旗」の読者数減少に歯止めがかからない。8月29日付紙面で、読者数がピーク時の3割程度となる100万を割ったことを報告し「『しんぶん赤旗』と党の財政を守るために」と危機感を訴えた。党費を支払う党員も減ってきており、3年後に結党100年を迎える老舗政党の足元を揺るがしつつある。(内藤慎二)』