米議員団、台湾・蔡総統や国防部長と面会か 中国反発

米議員団、台湾・蔡総統や国防部長と面会か 中国反発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM108HE0Q1A111C2000000/

『【台北=中村裕】複数の台湾メディアは10日、米国の上下両院の議員が9日夜に台湾入りし、10日午前に蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と面会したようだと報じた。同日午後には、国防部(国防省)トップの邱国正・国防部長とも面会したとしている。台湾当局は米議員の訪台そのものは認めているが、詳細な公表は一切控えている。

主要紙の自由時報などによると、訪台したのは、共和党のジョン・コーニン上院議員ら数名。10日午前に台北市内の総統府で、蔡総統と面会したようだと伝えている。

午後には、国防部を訪問し、最近の台湾に対する中国軍の動きや、台湾海峡周辺の状況などについて意見交換をしたと報じた。さらに大手紙の聯合報は、米議員団は11日に台湾を離れるとの予定を伝えた。

コーニン氏ら米上院の有力議員は4日、「台湾抑止力法案」を提出したばかりだ。中国に対する台湾の防衛力を強化するため、米国が台湾に対して年間20億ドル(約2300億円)を、来年から10年間支援するのが狙いで、コーニン氏は対中強硬派として知られる。

昨年から、米国を中心に海外から高官の台湾訪問が相次ぐが、その多くは中国への対抗を国際社会にアピールするのが狙いで、訪問内容や会談日程などは、当局が事前に明らかにする場合が多かった。今回は、訪問者の名前も含め、一切の内容を明らかにしていない。
中国は米議員の訪台に強く反発している。台湾の国防部は9日夜、中国の戦闘機など

6機が防空識別圏(ADIZ)に侵入し、威嚇行為を繰り返したと発表した。』