ポーランド国境、ベラルーシ経由の難民殺到

ポーランド国境、ベラルーシ経由の難民殺到 EUは非難
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR08D7V0Y1A101C2000000/

 ※ 『イラクやシリアからの移民をいったんベラルーシに呼び寄せ、制裁解除への圧力をかける目的で意図的に移民を送り込んでいる』…。

 ※ 本当だとしたら、ヒデー話しだ…。

『【ウィーン=細川倫太郎】中欧ポーランドの東部国境付近に隣国ベラルーシ経由の不法移民が大量に押し寄せ、緊張が高まっている。欧州連合(EU)は、強権的な統治を続けるベラルーシのルカシェンコ政権が意図的に欧州に移民を送っていると非難し、加盟国に制裁拡大を呼びかけた。

ポーランド政府のムラー報道官は、3000~4000人の移民が国境付近にいると明らかにした。同国国防省がツイッターに投稿した映像では、移民がワイヤフェンスを破壊し国境を越えようと試みているのに対し、国境警備隊が追い払っている様子が確認できる。一部報道では銃声音が聞こえたとも伝えられている。

ポーランドは国境付近に配備する兵士を1万人から1万2千人に増強し、移民の流入を阻止する構えだ。10月末には同国議会が国境に壁を建設する法案を可決した。モラウィエツキ首相は8日、フェイスブックに国境は地図上の単なる線ではなく「神聖だ」として「我が国とEU全体の安全を守る」と投稿した。
強権政治を進めるベラルーシのルカシェンコ大統領はEUの制裁に反発している=ロイター

欧米はベラルーシへの批判を強めている。EUの欧州委員会のフォンデアライエン委員長は8日発表した声明で、ベラルーシが人々の命を危険にさらしていると非難した。「移民を政治的目的のために利用することは受け入れられない」と強調し、加盟国に同国への制裁拡大への承認を求めていると語った。

AFP通信によると、米国務省のプライス報道官も「ルカシェンコ政権が政治的に弱い立場の人々を搾取している」と指摘。「移民の流れを冷酷かつ非人道的に促進していることを強く非難する」と発言した。北大西洋条約機構(NATO)も国境付近でのさらなる緊張の高まりへの懸念を示した。

ベラルーシ経由でポーランドやリトアニア、ラトビアに向かう移民は、ここ数カ月間で急増している。ベラルーシでは5月に民間旅客機の強制着陸事件が発生し、EUは同国に対する経済制裁を発動した。ルカシェンコ政権はこれに反発しており、イラクやシリアからの移民をいったんベラルーシに呼び寄せ、制裁解除への圧力をかける目的で意図的に移民を送り込んでいるとの見方は多い。ルカシェンコ政権はこうした見方を否定している。

一方、ロシアは同盟国であるベラルーシを擁護している。安全保障と経済の両面で後ろ盾のロシアからの支援を受け、ルカシェンコ政権は強気の姿勢を崩していない。』