中根千枝さん死去 94歳

中根千枝さん死去 94歳、「タテ社会の人間関係」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE05ASO0V01C21A1000000/

『「タテ社会の人間関係」などの著作で知られる社会人類学者で、東京大名誉教授の中根千枝(なかね・ちえ)さんが10月12日午前4時、老衰のため東京都内で死去した。94歳だった。告別式は近親者で行った。喪主は妹、松井淳子さん。

女性で初めて東京大教授に就任するなど、女性研究者の草分けとして活躍した。地域社会に住んで社会構造を明らかにする手法でアジアや西欧と日本を比較、アジアの国々を中心に国際交流に貢献した。

序列偏重の日本社会を考察した1967年の「タテ社会の人間関係」が100万部を超すベストセラーとなり、各国で翻訳された。東京大東洋文化研究所所長や東京女学館大学長を歴任。95年に日本学士院会員。

93年文化功労者、2001年文化勲章。他の著書に「家族の構造」「社会人類学」「タテ社会と現代日本」など。』