バイデン氏、イラク首相暗殺未遂を非難 犯人特定へ支援

バイデン氏、イラク首相暗殺未遂を非難 犯人特定へ支援
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN074JU0X01C21A1000000/

『【ワシントン=中村亮】バイデン米大統領は7日に公表した声明で、イラクのカディミ首相の暗殺未遂事件について「強く非難する」と強調した。実行犯の特定に向けてイラク治安当局に「全ての適切な支援」を提供すると説明した。

イラク国営メディアによると、首都バグダッド中心部にあるカディミ氏の住居に対し7日、無人機による攻撃があった。カディミ氏は避難し、けがはなかった。治安当局が捜査に着手している。

バイデン氏は声明で「イラクの民主的プロセスを弱体化させるために暴力を使う者を最も強い言葉で非難する」と強調した。「イラクが主権や独立の維持を目指すなかで米国はイラクの政府や国民と強く連帯していく」とも訴えた。

イラクでは10月の議会選をめぐり、親イラン勢力の支持者が不正を訴えて抗議デモを激化させ、政情が不安定になっている。バイデン政権は事件にイランの関与があったかどうかについても調査を進めるとみられる。

イラクでは米軍の駐留拠点や米大使館を標的にしたとみられるロケット弾や無人機による攻撃がたびたび起きている。イランの支援を受ける武装勢力が実行しているとの見方が根強い。

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